会計トリックはこう見抜け の商品レビュー
少し内容が古いかつアメリカの会計制度に則った内容という欠点はあるもの具体例が豊富(退屈になるほど)で非常に参考になりました。
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原書がMorningstar社のPat Dorsey氏のコラムで推薦された直後に第二版が出て、その後にタイミングよく翻訳されたので、購入して読んでみました。 著者は米国の独立系財務調査機関であるCFRA(Center for Financial Research & An...
原書がMorningstar社のPat Dorsey氏のコラムで推薦された直後に第二版が出て、その後にタイミングよく翻訳されたので、購入して読んでみました。 著者は米国の独立系財務調査機関であるCFRA(Center for Financial Research & Analysis)の所長。同機関は財務分析などから粉飾決算の懸念ある事象を警告・指摘し機関投資家に情報提供しているおり、本書ではそんな実務経験から会計上、粉飾が行われやすいケースを類型化して、それが活用された過去の事例を紹介しています。あくまでも内容が米国での企業会計についての記述なので、日本と異なっている点などもありますが、"粉飾するにはどういう手口が使われるか"という点では共通する部分が多く、"企業会計はどうあるべきか"を考えるのに大変に参考になります。会計を一通り学んだ方で、株式や債券を通じて企業に投資されている方には是非お奨めしたいです。 ただ、問題はむしろ翻訳。不自然な用語、表現、言いまわしが目立ち、原書の方を読んでいないので断言できませんが、誤訳らしき箇所も見受けられました。訳者も恐らくこの分野に詳しくない方でしょうし、大勢の解釈には影響ないのでしょうが、書いてある内容が素晴らしいだけに改善を切望します。
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これは、かなりの会計知識を要する読み物ですね。会計を知らない人が読むにはかなりツライ読み物です。ちょっと小難しいかも
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