「50時間」で会社を変える！ の商品レビュー

水島温夫(著者)

2012/04/17

大先輩からの推薦図書。文房具のカタログを見ていると、あるいは、今注文すれば明後日までには届く商品カタログを見ていると萌えません？それは本書でいうF（顧客にとってのファンクション）が一番上にきたゲームが展開されているからなんだ、と学びました。
その他にも「知的型金縛り集団」と「昆虫型反射集団」などの対比など、読者にとってのファンクションが充実した良書だと思います。
腹の探り合いなんかしてたって、会社はちっとも楽しくならない。なら、どうする？を考えるきっかけに。

2013/03/12

三菱総研の主席研究員の水島氏が書かれた日本企業向けの戦略本。

自分の会社でも（経営コンサルティング会社）では
１０週間単位のプロジェクト（基本的には火曜から金曜まで常駐）で仕事しているが、
確かに濃密な「５０時間」が一つのターニングポイントだと思う。

以下、参考になった部分の抜粋。
〇顧客からは見えない「舞台裏」ばかりに旗を立てる日本企業
〇女将さんは「どうやればリピート客になってもらえるか」を46時中考えている優秀な経営者
〇求められるのはスピードではなくアジリティ(俊敏さ)
〇事業運営ではなく事業コンセプトを教える
〇「25％」は会社変革や事業構造変化の一つの基準値

【2001年初読】
【2010年9月再読】