千年紀末古事記伝ONOGORO の商品レビュー
古事記の謎を鯨風真解…
古事記の謎を鯨風真解釈で書かれた現代語版古事記。SEXがかなり多いのには、まいった。
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古事記をテーマにして…
古事記をテーマにして、鯨氏の独特の解釈が冴える作品です。
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実は古事記は事実を歪…
実は古事記は事実を歪曲されて書かれたものだった。では実際には何が起こったのか。古事記を知っている人ならより楽しめます。
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古事記の神武天皇より…
古事記の神武天皇より前の部分を新解釈した鯨統一郎の作品。「邪馬台国はどこですか?」ほどの説得力はないが、そこここで、古事記の解釈が変えられている(通説とは違う)。スラスラ読めるのが良いところかも。古事記の解説書はどれも読みにくい。だが通説はどうなのかを知らないとこの本の特異性も分...
古事記の神武天皇より前の部分を新解釈した鯨統一郎の作品。「邪馬台国はどこですか?」ほどの説得力はないが、そこここで、古事記の解釈が変えられている(通説とは違う)。スラスラ読めるのが良いところかも。古事記の解説書はどれも読みにくい。だが通説はどうなのかを知らないとこの本の特異性も分からないというジレンマもある。
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自分が知ってる話と少し違う場面が有るので「古事記を基にした新しい古事記」なんやろなぁと思いながら楽しんだんやけど・・・。う~ん、最後の章で違う理由は分かるけど、その他の部分でも何か中途半端に感じるねんなぁ。1回本物の古事記を読んでみよかなぁ、イヤやけど。 とにかく近親相姦や近親殺...
自分が知ってる話と少し違う場面が有るので「古事記を基にした新しい古事記」なんやろなぁと思いながら楽しんだんやけど・・・。う~ん、最後の章で違う理由は分かるけど、その他の部分でも何か中途半端に感じるねんなぁ。1回本物の古事記を読んでみよかなぁ、イヤやけど。 とにかく近親相姦や近親殺害が多かった。行為自体はあっさりしてるので生々しくないけど多いことは多い。やっぱ、メンドイけど1回本物を読んでみよっと。
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鯨さんの書く古事記ということで期待したのだが、なんというか殺伐とした話が多いと思う。確かに、鯨さんの話の方が筋が通っているな、と思う処も多かった。だけど、そりゃやりすぎだと思う処もね。 それと、セックスがらみになる話が多すぎて、けっしてポルノぽい訳じゃないが、ちょっとウンザリした...
鯨さんの書く古事記ということで期待したのだが、なんというか殺伐とした話が多いと思う。確かに、鯨さんの話の方が筋が通っているな、と思う処も多かった。だけど、そりゃやりすぎだと思う処もね。 それと、セックスがらみになる話が多すぎて、けっしてポルノぽい訳じゃないが、ちょっとウンザリした。 今回は、作者の意図が良く判らなかった。 といいつつ、続編も読むつもり。
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日本最古の歴史書であり、物語も謎もふんだんの「古事記」。天武天皇に命を受け、巫女として類い希な能力を有する稗田阿礼が感知した真の日本の歴史は実に驚愕的なものだった。古事記に隠された日本人の重大な秘密とは? ベストセラー『邪馬台国はどこですか?』で颯爽とデビューを飾った著者が、有史...
日本最古の歴史書であり、物語も謎もふんだんの「古事記」。天武天皇に命を受け、巫女として類い希な能力を有する稗田阿礼が感知した真の日本の歴史は実に驚愕的なものだった。古事記に隠された日本人の重大な秘密とは? ベストセラー『邪馬台国はどこですか?』で颯爽とデビューを飾った著者が、有史以来の謎を解き明かす、鯨語訳古事記、千年紀末出版。 (「BOOK」データベースより) そろそろ鯨ミステリでも読みたいなと思って手に取ってみたのだけれど、これって「古事記」なのね(苦笑)。鯨式解釈の「古事記」だった。 他にも「古事記」に関する本は数冊読んだけれど、その中のどれよりも読みやすいことは確かだと思う。けれど、これが「鯨氏の解釈」だということを忘れてはいけない。鯨作品を読まれた方はおわかりだと思うが、この著者はトンデモ解釈の天才。思いも寄らない方向から歴史を眺めて語られるので、非常に面白い。本書も例外ではなく、面白いのだ。面白いのだけれど、それを鵜呑みにしちゃいけない(当たり前だが^^;)。 「古事記」を口伝したと言われる稗田阿礼。彼女(と著者は断言)がなぜ「古事記」編纂に携わることになったのか。ここにも鯨解釈が。いや、そうきたか・・・、という感じである。上記の紹介文にもあるように「感知」したわけだけれど、それは現在残されている「古事記」とは若干異なるもの。それは「こりゃ、歴史書に残しちゃマズイだろ」と太安万侶が判断したものがあるからだ。ま、真の日本の歴史を記せといったところで、こういうものよね。編纂者が「マズイ」と思ったものは都合のいいように歪められたり、削除されたりするわけだ。さて、どんなところが変更されたのか。それは読んでのお楽しみ♪(もちろん、実際にそのようなことが行われたというわけではないので、ご注意!) さて、イザナギ・イザナミの誕生前から始まり、大国主がニニギノミコトに国を譲ってニニギが高千穂に降りて国を治めることになったところで、この物語は終わり。続きは「新千年紀古事記伝 YAMATO(ハルキ文庫)」にあるのかな? 早速、読んでみよう。 久々の鯨ワールド、楽しみましたぞ^^
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古事記を下敷きにした小説。 文体が普通の小説より単純なものになっているので、古事記の現代語訳っぽく見えて、古事記を知らない人はこれが本当の古事記だと思ってしまうかも? 私も本来の古事記を読んだことはなく、日本神話を細切れにしかもあやふやに知っているだけなので、どこまでが...
古事記を下敷きにした小説。 文体が普通の小説より単純なものになっているので、古事記の現代語訳っぽく見えて、古事記を知らない人はこれが本当の古事記だと思ってしまうかも? 私も本来の古事記を読んだことはなく、日本神話を細切れにしかもあやふやに知っているだけなので、どこまでが古事記に忠実でどこまでが作者の創作か、厳密にはわからない。 でも、草薙の剣が何故八俣大蛇の体から出てきたのかとか、ニニギの尊がコノハナノサクヤ姫だけを選んでイハナガ姫を追い返したのかといったあたりは、こちらの方が納得しやすいなあと思いました。 この本は、そのコノハナノサクヤ姫とイハナガ姫の話で終わっているのですが、日本神話で一番納得しづらいところは、やっぱり国譲りのあたりなので、そこまで書いてくれればいいのにと思いました。 が、やっぱりその辺りは色々と書きづらいのかも?
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独自の視点で既存の事象を捉えている氏の小説。今回は古事記が題材になっています。 相変わらずというか、面白い解釈が多く、知っている話なのに読んでいて引き込まれる感じが流石! といったところです 個人的には最後のオチは要らなかったかな、とも思いましたが、作者様の意図を私が読み取れてい...
独自の視点で既存の事象を捉えている氏の小説。今回は古事記が題材になっています。 相変わらずというか、面白い解釈が多く、知っている話なのに読んでいて引き込まれる感じが流石! といったところです 個人的には最後のオチは要らなかったかな、とも思いましたが、作者様の意図を私が読み取れていないだけなのかも(笑)
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鯨版「古事記」。代表作「邪馬台国はどこですか?」で見せた独自の歴史解釈で日本最古の歴史書・古事記を現代語訳しているが、「邪馬台国」ほどオリジナリティがなく、最後の締めは「はぁ?」と声が出たほどお粗末。鯨さんの歴史書ということで期待したんだけど、その分落胆度が大きかったかも。
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