DIVE!!(3) の商品レビュー

森絵都(著者)

2009/10/04

次期オリンピックの代表が内定した。しかし選出された要一はどこか心から喜べない。一方、選ばれなかったライバル・飛沫と知季は新たな挑戦を始めていた…。ダイビング小説、第3巻。

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3巻の主人公は要一。
個人的に彼が一番好きなので嬉しい巻。
サブタイトルのSSスペシャル’99には度肝を抜かれました…笑

2009/10/04

そして要一君なわけですね。
このボク結構好きですよ。
屈折の度合いがいい。
飛び込みだけに打ち込んできてそれしかないっていう意味でもこんなにシンプルな人いないね。
アスリートってこういう成分でできているんだろうなあ。

2009/10/04

自信家で、それに見合う実力ももっている要一が主人公の3巻。でもよんでみたら、1巻のいかにもスポーツ漫画の主人公な「素質はあり」「揺れている」知季よりも、2巻の野生児でなにかやってくれそうで痛快な飛沫よりも要一が好きになった3巻。
せっかくオリンピック代表に決まったのにもやもや、スランプの要一。

ほしいものはほしい。他人にとっては「大きな」ものでも自分が欲しくないのだったらそれはいらない。
少年らしい「不器用さ」なのかもしれないけど、そこがとってもかっこいい。そのくせ仲間を素直に応援に周る「優等生」にはならない要一が大好きになりました。

2009/10/04

児童書ｺｰﾅｰ見つけた大好きな作品。スポーツする少年の話は基本的に好きだけど，そういう話を選んで読むようになるきっかけとなった作品かも。

2009/10/04

夢だったオリンピック出場が決まってもも、自分の力で勝ち取ったものではない、と感じ、悩んでしまう・・・今まで努力してきたからこそ、その幸運をラッキーなものとして受け取るのではなく、自分で掴み取りたいんだと思う。どうなるんだろう？

2009/10/04

主役は要一。皆の憧れで、ＭＤＣのリーダー的な存在である彼にも欠点や悩みがある。彼だって普通の男の子なんだなってヒシと感じました。そして改めて、彼はトモや飛沫に負けない程の水泳バカだと思いました。　水泳バカ最高！！　そしてついにオリンピック参加権の発表が・・・。　

2009/10/04

３人目の主人公、要一の視点で物語が進む。
シリアスさとコミカルさを兼ね備えたこの物語の良さが一番表れてる。かも。
要一が一番好き。

2009/10/04

なんかこうわくわくする感じ。鳥肌が何回たったことか！私まで緊張しました。
飛び込みやりたくなります。

2009/10/04

飛び込みはあまり知らなかった世界だから新鮮だった。今回は要一が主人公。３巻は彼の心の葛藤が中心なような気がする。メダルへの周囲の期待、大人たちが作ったオリンピックという「枠」・・・・・。オリンピックをまた違った角度で考えられて、私って何も考えずに金メダルとか喜んでたよなぁ、と少し反省。要一ももちろん、知季も飛沫も気になる〜！！

2009/10/04

ますます目が離せない第3巻
限界――。その、さらに一歩むこうへ！

「あれだけ夢見てきたのに、口には出さなくても心の中にはずっと
あったのに、そのためにあんなにがんばってきたのに……。なのに、
オリンピックへ行けることになっても、あんまり嬉しくないんです。
なんだか他人事みたいで、ワクワクしないんです」ここが、と要一は
ふいに大声を張りあげ、自分の胸ぐらを握りしめた。「熱くならない
んです」――（本文より）