旧約聖書の本文研究 の商品レビュー
・ヘブライ文字の研究は緒についたばかり。古へブル文字があり、それから方形文字ができた。イエスの時代には方形文字が知られていた。なぜなら、イエスは、ヨードが最も小さい字であると言ったが、それは方形文字に妥当するから。 ・サムエル記第二22章=詩編18編。列王第二18章13-20、1...
・ヘブライ文字の研究は緒についたばかり。古へブル文字があり、それから方形文字ができた。イエスの時代には方形文字が知られていた。なぜなら、イエスは、ヨードが最も小さい字であると言ったが、それは方形文字に妥当するから。 ・サムエル記第二22章=詩編18編。列王第二18章13-20、19=イザヤ36-39章。列王第二24:18-25、30=エレミヤ52章。イザヤ2:2-4=ミカ4:1-3。詩編14=詩編53.詩編40:14-18=詩編70. ・ヘブライ語聖書の大きな特徴=「神人同形同性擬人法」「神人同感同情擬人法」と格調高い名称で言われるが、結局のところ擬人法が神に対して使われているということ。たとえば神のもとにのぼる、とか神を見た、といった表現がヘブライ語聖書にはあるが、ギリシャ語七十人訳では神の「山に」登った、とか、神の「立っておられる場所」をみた、となっている。 ・神を岩、と紹介している旧約聖書だが、ギリシャ語にそのまま訳すと、ヘブライ人たちは岩を神として崇拝している、ということになりかねなかったので、そうした訳し方をしなかった。
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