HPウェイ の商品レビュー
hp創業者のうちの1人、パッカードさんによる自伝的な一冊。 自伝って、わりと都合のいいようなことしか書いていないケースが多いのですが、それを割り引いても、IT業界で働く身としては読んでおいたほうがよい一冊でしょう。 hpがどのように創業したか、シリコンバレーの発祥から、彼らがどの...
hp創業者のうちの1人、パッカードさんによる自伝的な一冊。 自伝って、わりと都合のいいようなことしか書いていないケースが多いのですが、それを割り引いても、IT業界で働く身としては読んでおいたほうがよい一冊でしょう。 hpがどのように創業したか、シリコンバレーの発祥から、彼らがどのようにして会社を大きくしていったか、が大まかに理解できます。 個人的には、なぜ彼がニクソン政権の中枢に招かれてどのようなことをしたのか、等のエピソードももっと知りたかったんですが、なかなかそのあたりには触れられないままに終わり、hpはIT企業として世界最大規模にまで大きく成長はしたものの、COMPAQ買収のあたりから迷走を続けているように思います。カーリー・フィオリーナCEOの更迭や、先般のマーク・ハードCEOの交代についてもスッキリとしません。 企業は成長と共にその思想もadjustしなければならないのでしょうが、その点では、旧来の「hp way」は現在のそれと形こそ同じであれ、中身はだいぶ異なってしまったのではないか?そのように感じてしまいました。
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アメリカの超大企業、ヒューレットパッカードの秘密に迫る。あの巨大企業が世界での成功を勝ち取った背景には、その企業文化があった。その明文化された企業文化、HPウェイには、創業者の思いがしっかりと詰まっているのである。その注目の経営哲学とは!?詳しくは本書で。
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HP社の理念がわかる1冊。 経営規模拡大と事業多角化、それにともなう組織の変遷が非常に分かりやすく記されており、面白い。
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皆さんもしっているHP。ヒューレットとパッカードの出会いからHPを立ち上げ、現在に至るまでの歴史が書いてあります。なぜPHでは無く、HPになったかという事も書いてあります。
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