ビジネスマンの父より娘への25通の手紙 の商品レビュー
p111 会社の資産価値を増やすためには、やる気のある有能な社員に、いくらでもこなせるだけの仕事を―そして、つぎにはその量をもう少し増やして―任せるのが、私の知る限りでは一番手っとり早い方法である。 p113 考えてみると、部下に仕事を任せられない、あるいは任せようとしない管理...
p111 会社の資産価値を増やすためには、やる気のある有能な社員に、いくらでもこなせるだけの仕事を―そして、つぎにはその量をもう少し増やして―任せるのが、私の知る限りでは一番手っとり早い方法である。 p113 考えてみると、部下に仕事を任せられない、あるいは任せようとしない管理職は、現に自分自身の管理職としての責任を果たす能力に不安を感じているに違いない。
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今回のトクマガを通じて本の内容はもちろんですが、 お勧めする本と私との出会うきっかけとなった エピソードも少し織り交ぜて紹介します。 本の紹介、本との出会いで影響を受けた人の紹介で より興味を持っていただければ幸いです。 お付き合い宜しくお願いいたします。 まず、最初にご紹介さ...
今回のトクマガを通じて本の内容はもちろんですが、 お勧めする本と私との出会うきっかけとなった エピソードも少し織り交ぜて紹介します。 本の紹介、本との出会いで影響を受けた人の紹介で より興味を持っていただければ幸いです。 お付き合い宜しくお願いいたします。 まず、最初にご紹介させて頂くのは、 『ビジネスマンの父より娘への25通の手紙』です。 (著者:キングスレイ・ウォード 訳:城山三郎) ≪本の内容は≫************************************************************************** カナダ人の実業家キングズレイ・ウォード氏が ビジネスの世界でトップにまで上っていく娘に、 折々にアドバイスをしている 「生きがたい世を生きるための聡明なアドバイスの書」です。 本題名を見て「おや?ミカド、以前トクマガで 紹介されたものをまた紹介しちゃっているのでは?」と 思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ご心配なく! 以前中尾さんがご紹介されている 「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」とは別物です。 先に執筆されました「息子へ」に対して今回の「娘へ」は より女性特有の問題、家庭と仕事のバランスについて アドバイスされています。 ・親になることの素晴らしさ ・部下に仕事を任せることの必要性 ・ビジネスの世界での女性の生き方 ・仕事に夢中になって家族に負担をかけていないかとの投げかけ など、親であり、かつ厳しいビジネスの世界の先輩として、 とても暖かい目で娘へアドバイスされているのを感じます。 仕事を持つ女性だけではなく、共働きの方や娘さんを持つ方にも 家庭と仕事のバランスを考える際に是非読まれることをお勧めします。 ≪この本との出会いは≫********************************************************* 父が当時小学2年生の私にクリスマスのプレゼントとして くれたのがきっかけです。 (ちなみに兄には「息子へ」をしっかり渡していたようです。) 当時は漢字だらけで「なんのこっちゃ?」といった感じで読んでいましたが、 今にして思えば、『娘』の私に「ビジネス」という言葉が「仕事」と 定義づけられる前に読ませたかったのだと思います。 女性が働く時、「仕える事」(部下)のイメージが先行しますが、 そういった固定観念を持ったビジネスウーマンにしたくなかったようです。 ビジネスの限界を「女性だから」といった形で制限しないようにと、 考えてのことだったのだと思います。 性別に限らず、物事を考えるときに固定観念にとらわれて 無意識に自分の可能性を狭めることはしたくないですね。 当時の私が欲しかったクリスマスプレゼントは一輪車でしたが、 この本は未だに手放さずに手元に置いてあるということを考えると、 一輪車以上に価値のあるプレゼントでした。 尊敬する父のプレゼントセンスにはいつも感謝しております。 ********************************************************************* 本の内容は、誰からどのタイミングで紹介されるかなどで 受ける影響力が変わってくると思います。 どうぞ今回のトクマガが少しでも皆様の中に残りますように…。
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ビジネス心得本は、社会人1〜2年目のころに何冊か読んでおくとよいと思った。それなりに得るものはあるし。ビジネス書ばっかり読んでいるのもどうかと思うが(ある程度パターンあるし)。で、これは読みやすくて内容もまっとうな本だと思います。
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