青春うるはし!うるし部 の商品レビュー
1980年代に「ヘタウマ」なる言葉が流行ったが、本書はその系譜を継ぐ怪作。 タイトルにある通り、漆塗りの(高校での)部活動の話なのだが、不条理、ナンセンスギャグで全面埋め尽くされている一方、漆塗りの工程や知識はムダに本格的。 なので、本書を読めばギャグに大笑いしながら、漆塗り...
1980年代に「ヘタウマ」なる言葉が流行ったが、本書はその系譜を継ぐ怪作。 タイトルにある通り、漆塗りの(高校での)部活動の話なのだが、不条理、ナンセンスギャグで全面埋め尽くされている一方、漆塗りの工程や知識はムダに本格的。 なので、本書を読めばギャグに大笑いしながら、漆塗りの知識も得られるという、一冊で二度お得なつくりとなっている。 なんで漆塗りなのか、と思っていたらあとがきによると、著者は漆職人をはじめとする漆関係の仕事を13年間やっていたとのこと。 だったら、漆職人が漆道を究めていくさまを描く漫画にすればいいのでは、とも思ったが、著者の絵柄はそのようなシリアス漫画とは対極の位置にいるので、やはり本書のような内容にならざるを得ないな~と勝手に納得した。 そして、ヘタウマつながりで言えば、本書の装丁は何とヘタウマの元祖にして巨匠のテリージョンスン(湯村輝彦)!ヘタウマの系譜は静かに、そして深くそして連綿と続いているのでありました。 ナンセンス、不条理ギャグマンガ好きの人にはぜひ読んでいただきたい一冊です!
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ギャグがとても良い。マサルさん、ギャグ漫画日和系の笑いからツッコミを抜いたような感じ、しりあがり寿とかに近いものがあるかな。 面白いだけでなく、漆塗りについての知識を少し会得出来るお得な漫画。
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昔っぽいポンチなセンスがおもしろい。その上、漆工芸についての勉強も出来る。とても魅力のあるマンガ。テーマは、意外と壮大だった。途中から。
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ストーリーとかじゃない… うるしをどう漫画にするかに 苦労して、 なんとか一冊の本が出来た それだけでいいじゃないか・・・ 確か、全部うるしで書いてあります。
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