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アウシュヴィッツ186416号日本に死す の商品レビュー

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2010/07/09

著書のアルフレッドスムラーは若き日のフランスにおいて日本人の藤田とうじや島崎藤村らと交流を深め、独軍捕虜となり一度目の投獄、さらに二度目の投獄の際にはホロコーストで最も有名なアウシュビッツに強制収容される。 連合国の進軍によりアウシュビッツを脱走し命をとりとめる。これらを体験し...

著書のアルフレッドスムラーは若き日のフランスにおいて日本人の藤田とうじや島崎藤村らと交流を深め、独軍捕虜となり一度目の投獄、さらに二度目の投獄の際にはホロコーストで最も有名なアウシュビッツに強制収容される。 連合国の進軍によりアウシュビッツを脱走し命をとりとめる。これらを体験した後に、朝鮮戦争を機会に記者として来日し95年に没するまで親日家フランス人の代表として両国の交流に携わる。 ナチス台頭、パリ陥落後の時代背景にてレジスタンス活動を行った描写や、強制収容所での体験談はあまりに生々しくも非常に貴重な体験談だろう。 このような人物が日本と関わり深かった事を学ぶ必要はある。

Posted byブクログ