1,800円以上の注文で送料無料

日本ミステリーの1世紀(上巻) の商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/01/06

「俘囚」海野十三著(「新青年」昭和9年6月号) 日本外科の最高権威、室戸博士。大きな屋敷の地下室で解剖実験をやっていて妻を顧みない。妻は夫を庭の古井戸に投げ落とし、若い男と逃げようとするが・・ 室戸博士の論文がすごい。人間を一番機能的にさせるためには・・  昭和9年、このあたり...

「俘囚」海野十三著(「新青年」昭和9年6月号) 日本外科の最高権威、室戸博士。大きな屋敷の地下室で解剖実験をやっていて妻を顧みない。妻は夫を庭の古井戸に投げ落とし、若い男と逃げようとするが・・ 室戸博士の論文がすごい。人間を一番機能的にさせるためには・・  昭和9年、このあたりの時代の雰囲気を感じる。SF的? 猟奇的? エログロナンセンス? 割と読みやすい文体だった。 ほかに 「瓶詰めの地獄」夢野久作 「失楽園殺人事件」小栗虫太郎 「骨仏」久生十蘭 も入っている。 1995.5.15初版 図書館

Posted byブクログ