私は貝になりたい の商品レビュー

加藤哲太郎(著者)

2019/05/24

戦争は、本当は起こしてはいけないし
起きてはならないものなのです。
なぜならば、起きてしまってそこで虐殺等が
行われてしまえば、その「罪をどうするか」
でまたもめるから。

で、実を言いますとくだんの作品のモデルと
なった人は減刑の嘆願が認められて
実は生き延びているのです。
もしもそのままだったら…
そして、彼と同じところにいた人は
本当はどうだったのでしょうか…

ただ読んでいた感じたのは
何かと鬼畜といわれた人たちの中にも
そうでない人たちがいたということ。
彼の場合は俘虜たちの待遇をよくしようと
試みていたこと。
それが正式に認められたがゆえに
減刑となったのです。

後半には裁判問題も出てきます。
これは知っていましたが…
本当このメディアはかわりゃあしないね!!