1993年のクリスマス の商品レビュー
30'00" サンタさんが現代の事を愚痴る話。 30分もかかる活字がくどい。 読んでいていつの時代の事を話しているのか 分からなくなる時がある。 警官に職務質問されたり ビザを取得したり コメディー要素もあるが中途半端。 15分ぐらいで読めると面白いのにな。...
30'00" サンタさんが現代の事を愚痴る話。 30分もかかる活字がくどい。 読んでいていつの時代の事を話しているのか 分からなくなる時がある。 警官に職務質問されたり ビザを取得したり コメディー要素もあるが中途半端。 15分ぐらいで読めると面白いのにな。 サブタイトルのびっくりやふしぎもない。 1988に日本で翻訳されているので テレビゲームが流行りだした時代 未来の事を案じた作品だったのだろう。 中学生以上。 しかし、絵は素晴らしい。 細かく表情豊かに小人が描かれていて 背景も美しく暖かい。 内容はともかく 絵を飾っておきたい。 色々勿体ない作品。
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この本が書かれたのは1987年、タイトルの1993年は未来の話だったのですね。それがもう20年も昔のことになっちゃって、世界はもっと深刻なことが増えちゃって… サンタさんに申し訳ない。
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「ドリトル先生」「チョコレート工場の秘密」などのレスリー・ブリカス。大人向きの斬新なクリスマス。いろいろな考え方を与えてくれるおもしろい物語だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1993年に発表されたものではなく、日本での発刊は1988年というのに驚いた。 クリスマス商戦が年々激しくなっている近代、ぜひ読んでほしい作品だと思いました。 ”わしのつとめは、あたたかい心をくばることなんだから――――” 文中のこの言葉、いつまでも忘れたくないです。 恥ずかしながら、この本でエロール・ル・カイン氏を知りました。
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お話の作者はレスリー・ブリカス、訳は『アリス』などの翻訳もある詩人の北村太郎、そして絵はエロ-ル・ル・カイン。もちろん、ル・カイン目当てなのだが、この人の絵はいつも絵本ごとに違っている。今回は、ファルスタッフのようなサンタ、アーサー・ラッカムのタッチを思わせる小人たち、E.Tのラ...
お話の作者はレスリー・ブリカス、訳は『アリス』などの翻訳もある詩人の北村太郎、そして絵はエロ-ル・ル・カイン。もちろん、ル・カイン目当てなのだが、この人の絵はいつも絵本ごとに違っている。今回は、ファルスタッフのようなサンタ、アーサー・ラッカムのタッチを思わせる小人たち、E.Tのラストシーンを思い出すトナカイの一行とサンタ、そして珍しいニューヨークの都市風景と盛り沢山。ただ、サンタはあまりにもそのイメージも記号性も固定されてしまっているために、ル・カインの自由で幻想的なイメージの飛翔に乏しく、驚きは少ない。
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「ふしぎなお話」って副題詐欺!!(笑) …は置いといて、子供だけでなく大人も読むべき。 表紙のサンタの表情を見て内容は推し量るべき。 人間の欲深さ、身勝手さを考えさせられるべき。
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サンタさんって、本当にいるの? 子どもにそう聞かれたら、この本を読み聞かせるといいです。 サンタさんは、いますよ。 でも、いい子にしてるだけじゃ、もう、来てくれないかも。 大人も一緒に考えないと、サンタさんがずっと来てくれるように。
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1993年を最後に、サンタクロースはプレゼントを配るのをやめた。 それは何故か? すべてはこの絵本の中に書かれています。 ル・カインの繊細な絵とブリカスのシニカルな文章が、サンタの悲哀を丁寧に描き出します。
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