神戸異人館事件帖 の商品レビュー
1986年初刷、徳間書店の徳間文庫。10編。戦前の日中戦争開始前の神戸が舞台。この時代感と神戸の雰囲気がなんともいえない。推理小説で、ほとんどの作品でちゃんと最後にどんでん返しが用意されているのに心地よく感じる。 収録作:『知らぬまに死体が』、『ひょうたん男』、『消えて消されて...
1986年初刷、徳間書店の徳間文庫。10編。戦前の日中戦争開始前の神戸が舞台。この時代感と神戸の雰囲気がなんともいえない。推理小説で、ほとんどの作品でちゃんと最後にどんでん返しが用意されているのに心地よく感じる。 収録作:『知らぬまに死体が』、『ひょうたん男』、『消えて消されて』、『ひんやりしたキス』、『夏の海の水葬』、『牛肉とダイヤモンド』、『たのしい同居人』、『にせもの天才』、『はなやかな闇』、『一応の終わり』、解説:「解説‐黄河の如き推理小説」田辺聖子(1986年6月)、他:1979年7月実業之日本社より刊行された「夏の海の水葬」の改題、
Posted by
上品で読みやすく、軽妙ながらピタリとピースがはまるような文体。 時代背景なども含めとても好みな短編推理小説。 他の作品も読んでみよう。
Posted by
- 1