人間臨終図巻(上巻) の商品レビュー
当たり前のことだろうけれど、読後感の感想は、 「重い・・・」。 死ぬということを、まだまだつかめていないなぁ。。 引き続き、下巻へ。
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十代から六十四歳までに亡くなった古今東西473人の臨終模様が描かれている。 偉大な業績を残しながら若くして亡くなっていたりするのを見ると、昔の人は随分と密度の濃い生き方をしてたのだなと感じさせられる。 又梅毒や結核、癌など当時の死に至る病を伺えることも興味深い。 何よりこの本を読...
十代から六十四歳までに亡くなった古今東西473人の臨終模様が描かれている。 偉大な業績を残しながら若くして亡くなっていたりするのを見ると、昔の人は随分と密度の濃い生き方をしてたのだなと感じさせられる。 又梅毒や結核、癌など当時の死に至る病を伺えることも興味深い。 何よりこの本を読むと死に対する恐怖が減じる。 死なない者はいない。そして殆どの者が苦しんで死んでいる。これはもう人類平等の儀礼なのだと思えて来て死を受容する気持ちが湧いて来るのだった。
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なじ■ その名の通り人間の「臨終」をひたすら集めた図巻。 国内外問わず歴史上の偉人・政治家・作家・俳優などの「臨終」で、 えっ名前は良く知ってるけどこんな最期だったんだ!という人も多かったです。 ただ事実を羅列しているという訳ではなく 著者なりのユーモアや物語などの味付けがされ...
なじ■ その名の通り人間の「臨終」をひたすら集めた図巻。 国内外問わず歴史上の偉人・政治家・作家・俳優などの「臨終」で、 えっ名前は良く知ってるけどこんな最期だったんだ!という人も多かったです。 ただ事実を羅列しているという訳ではなく 著者なりのユーモアや物語などの味付けがされてあって 非常に興味深く読めました。 本当に延々と人間の死に際ばかりを読むことになるので 徐々に気が滅入ってきちゃうんですが、 山田風太郎の文章大好きなので手が止まりませんでした。
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15歳の八百屋お七から121歳泉重千代さんまでありとあらゆる年代職業国の人々の473人がどういう死を迎えたかをひたすら淡々と紹介していくという何ともすごい本。言い方は不謹慎だけれど面白かった。こういう本を作ろうと思いつき、実際に作った著者がすごい。死に様って結局、生き様なんですね...
15歳の八百屋お七から121歳泉重千代さんまでありとあらゆる年代職業国の人々の473人がどういう死を迎えたかをひたすら淡々と紹介していくという何ともすごい本。言い方は不謹慎だけれど面白かった。こういう本を作ろうと思いつき、実際に作った著者がすごい。死に様って結局、生き様なんですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私のすっごい好きな、しかし売れてない、だがそこも含めて魅力的、いやむしろそのサブカルっぽい感じがいい、漫才コンビ米粒写経の片割れ居島さんがおすすめしてた本。 居島さんは下巻が面白いと云ってたんだけど、上巻のキリストの”この人物の「臨終」については、「異教徒」にとってまことに書くことが難しい”という著者の率直さが面白くて。
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ハードカバー初版で母が上下巻購入。そのまま引き継ぐ。 日本そして世界各国の有名人(山田風太郎選抜)の臨終を、山田風太郎独自の視点で書く。山田風太郎に近しい人物はより詳しくかかれており(江戸川乱歩、横溝正史等)、すごく面白い。そして山田風太郎が興味を抱いているであろう人物についても...
ハードカバー初版で母が上下巻購入。そのまま引き継ぐ。 日本そして世界各国の有名人(山田風太郎選抜)の臨終を、山田風太郎独自の視点で書く。山田風太郎に近しい人物はより詳しくかかれており(江戸川乱歩、横溝正史等)、すごく面白い。そして山田風太郎が興味を抱いているであろう人物についても詳しく書かれていて、これまた面白い。反対に興味がないんだろう人物はさらりと書かれているのだが、興味がないならないで書かなくても良いだろうにとも思う。今でも年に数回は読み返す。私のバイブルというべき本。
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この人々は、あなたの年齢で、こんな風に死んだ!死を怖れ、死に苦しむものは、あなただけではない。この地上に生きた英雄、武将、政治家、作家、芸術家、芸能人、さらに犯罪者たちが示す人間ラストの真の様相。15歳~64歳で死んだ人々。 ※下巻も所蔵しています。
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山田風太郎が生きている時に自分のお位牌代わりにしていた図鑑。文庫も出ているが、是非こちらのお位牌装丁で読んでもらいたい。
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