ふとる やせる の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1952年生まれ、米山公啓「午前3時の医者ものがたり」、1995.11発行。午前3時は私の起床時間ですがw、深夜てんてこ舞いする新米当直医のユーモア・エッセイです。救急というのは何が起こるかわからない、出たとこ勝負だと。発熱・腹痛・風邪対応だけでは対処できないようです。当時はコンビニもなく、深夜営業はスナックと救急病院ぐらい。正月の当直では、食料をしこたま買い込んでの勤務だったそうです。
Posted by
医者のエゴを感じさせない、患者さん寄りのいい先生だなと思った。それに、自分達が勝手に医者の理想像を作り上げてるだけで、医者も人間なんだなと改めて思った。
Posted by
比喩がなかなかいけてる。美人とかスタイルがいいとか医師らしからぬ形容詞が多用されているのも正直だ。それにしてもどうして医療従事者のエピソードは面白いのだろう。病院には人生の全ての要素が凝縮されているように見えるからかな。
Posted by
聖マリアンナって、聞くといかにも美人女医さん揃いってイメージなんですが。書いたの男の先生でした。共学だものね。 著者近影見たら、どことなく池坊雅司氏に似た濃いめのダンディさんでした。 変に格好をつけたりしないあけっぴろげな文章で読みやすかったです。 ナースからの手作り弁当に...
聖マリアンナって、聞くといかにも美人女医さん揃いってイメージなんですが。書いたの男の先生でした。共学だものね。 著者近影見たら、どことなく池坊雅司氏に似た濃いめのダンディさんでした。 変に格好をつけたりしないあけっぴろげな文章で読みやすかったです。 ナースからの手作り弁当に感激したり、当直室の隣で湯あみする水音に悶々としたり、財布泥棒を追いかけたり、ドラマチックな当直(バイト)ライフ。 「ルンバルんですか?」って、言い方がなんだかとても楽しそうでいい。腰椎穿刺って分かるとゲンナリやけど。 今日もルンバルよ!とか聞くと勘違いして参加表明しちゃいそうだ。
Posted by
とても面白かったです。今より少し前の、当直医の本音と現状が書かれていました。間違いなく当直医も一人の人間ですね。深夜の救急、時間外診察は病人側も知識を付けるべきですね。
Posted by
- 1