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大奥(第ニ巻) の商品レビュー

4.3

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2024/04/11

大奥第2巻は、3代家光の時代に遡り、男女逆転大奥ができた経緯を描いている。 家光が赤面疱瘡で死去したことがきっかけとなり、徳川家を絶やしてはならぬと、春日の局が亡き家光の身代わりを立てることを決める。 その身代わりが、家光が町の娘を孕まして産まれてきた娘という、想像を遥かに越え...

大奥第2巻は、3代家光の時代に遡り、男女逆転大奥ができた経緯を描いている。 家光が赤面疱瘡で死去したことがきっかけとなり、徳川家を絶やしてはならぬと、春日の局が亡き家光の身代わりを立てることを決める。 その身代わりが、家光が町の娘を孕まして産まれてきた娘という、想像を遥かに越えた設定には驚くばかり。 あり得ないと思いつつ、つい読み進めてしまう。

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2024/01/13

家光の時代。なかなか凄まじい。 でも、そもそも徳川は御三家があるのだから、家光がいなくなっても、徳川の血は絶えていないのでは。

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2023/11/04

元々大奥とは男子たる将軍にお世継ぎを設けて頂く為に作られたもの 何という悲しい笑い声や 何と可愛らしい私だけの上様

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2023/04/05

男女が逆転した大奥の話、と言うことしか知らずに読み始めたこの『大奥』だけど、なかなか奥が深く、様々な人間関係が描かれていて、とても面白いです。 この先どうなって行くのか、気になって仕方がない!

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2023/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一巻って序章だったんだね 何か時代的に 物語が始まった感じがする巻 絵で紡がれる物語が愛おしい。 変わりゆく社会 時代として変わっているのに 男性と女性という役割を考えていたものも変わっていく 性別というものがないと世継ぎが生まれない 世継ぎが生まれないとこの時代は成立しえない だからこその出会いがあった。 しかしながら 人と人が惹かれることには性別は関係ないと思いながらも お互いに背負っているものがあるからこそ 休める場所は ここしか無かったのか

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2023/02/26

春日局の家光への愛が重すぎる 家光の血を残すためだけに、一体何人の人生を終わらせたり狂わせたりしてきたんだろう… ドラマでは副題が「家光×有功編」だったから上様=家光だったけど、マンガだと今のところ一貫して"上様"呼びで"家光"ですらない...

春日局の家光への愛が重すぎる 家光の血を残すためだけに、一体何人の人生を終わらせたり狂わせたりしてきたんだろう… ドラマでは副題が「家光×有功編」だったから上様=家光だったけど、マンガだと今のところ一貫して"上様"呼びで"家光"ですらないんだな…

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2023/02/08

三代将軍家光の時代に話は遡る。この頃から赤面疱瘡が蔓延し始める。そして、家光も罹病して死去したことから物語が始まる。全てはこの家光の死去を覆い隠すことがボタンの掛け違いを生み、ものの見事な辻褄合わせによって新しい歴史が始まる。いや、新しい歴史ではなく、もしかしたらこちらの方が正し...

三代将軍家光の時代に話は遡る。この頃から赤面疱瘡が蔓延し始める。そして、家光も罹病して死去したことから物語が始まる。全てはこの家光の死去を覆い隠すことがボタンの掛け違いを生み、ものの見事な辻褄合わせによって新しい歴史が始まる。いや、新しい歴史ではなく、もしかしたらこちらの方が正しい歴史なのかもしれない。男の徳川だって世継ぎ選びは担当にとっては頭の痛い話。女の徳川だって形が変わるだけで同じ要素を抱えながら迷走するのは同じこと。変に比較するのではなく、新しい設定で人間関係が構築されていく話を楽しみたいものだ。多分、赤面疱瘡が再発しなければ、いずれ人口比は元に戻るだろう。そうすれはこの漫画は終焉を迎えるのではないかと予想する。さて、最終巻はどうなるのだろう。勿論、最終巻を見るという野暮なことはしない。 家光、万里小路有功のいずれも、外見で男と女の間を彷徨うのだが、漫画だと髪と服を単に変えるだけで良いのだが、実写(ドラマ)だと、こうはすんなり行かない場合がある。実際に家光役の堀田真由はかなり正確に漫画のイメージを再現していて、とても感心した。一方、万里小路の福士蒼汰の方は最後(漫画:p.222とドラマ:第3話の最後)が極めて残念だった。ここは万里小路が女装するシーンであるが、福士蒼汰は完全におかまバーのメイクアップを施されていた。これって、もうちょっと何とかならなかったのか。ここは完璧な女装シーンが求められるのに、これじゃあ中年オヤジの女装メークだ。かなりひいた。それと、全身の映像を出してはいかんよ。もう、男性の骨格だ。いくら着物を着てもメークしても限界がある。 さて、来週もドラマに合わせて第三巻を熟読していく予定。

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2022/11/28

春日局時代からの右筆が、江戸の歴史を語り始める。 三代将軍家光がついに奇病に斃れるところから、女将軍を立て、世に知らしめるに至るまでを、3巻までで描く。 春日局の暗躍、お万の方の登場など、とてもおもしろいところ。

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2022/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

坊主である有功編 ときは遡って病気が流行り始めた頃 心も容姿も美しい有功 その美貌を理由に、男色家である家光のために脅され大奥へ入ることに ところが家光はとっくに病で死んでおり、そのことは伏せられた上で町娘との間に作った娘を家光としてたてていた かなりバイオレンスな知恵だが、母や乳母を殺され、男にレイプされ、生まれた子供は死ぬという闇を背負っていた 有功は彼女の傷を癒やすべく精力を尽くす

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2021/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

将軍家光の時代の物語。 無理やり春日局に還俗させられた有功が気の毒で、 自由に生きられない有功と家光の恋愛が切ない。 一巻が序章に過ぎなかったことが分かる壮大な展開。 有功と家光からお互いを取り上げないで欲しいとは思うものの 史実を考えてもそうはいかないのだろう。 読んでいて辛いエピソードが続く。

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