セカンドバージン (新装版) の商品レビュー
ドタバタ母子家庭ドラマ。内容は(岡崎京子作品にしては)至って健やか。間の抜けたナレーションで各話〆ること(「~スタンハンセンも谷岡ヤスジ氏も乙女座の夜だった」「せめて愛が欲しいと思った春の日暮れである」「ただそのチェックがされるのはまだ先の事である」)がTVドラマの作法を導入して...
ドタバタ母子家庭ドラマ。内容は(岡崎京子作品にしては)至って健やか。間の抜けたナレーションで各話〆ること(「~スタンハンセンも谷岡ヤスジ氏も乙女座の夜だった」「せめて愛が欲しいと思った春の日暮れである」「ただそのチェックがされるのはまだ先の事である」)がTVドラマの作法を導入していて、マンガ表現として新鮮に感じた。 あと、各話冒頭の大ゴマが絵と台詞併せて構図として優れて映像的。カメラワークと形容したくなる。
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