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神々の山嶺(文庫版)(1) の商品レビュー

4.5

19件のお客様レビュー

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2020/10/11

「メイドインアビス」のつくしあきひとの仕事部屋を取材するYouTubeで、つくし卿がお勧めしていた。 確かにすり鉢状のアビスは、ダンテ「神曲」や本作の山や岩やを思い出させる。 深町がミステリー的に迫っていく、羽生、岸、長谷たち。

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2016/03/10

1993年・カトマンドゥ。カメラマンの深町は、登山家・マロリーのカメラを偶然手にしたことから一人の日本人と出会う。その男を伝説のクライマー・羽生丈二だと感じた深町は、帰国後に羽生の足跡を追い求める。そこで深町は、後輩・岸の事故や、天才・長谷との確執を知らされる。☆身震いするほど圧...

1993年・カトマンドゥ。カメラマンの深町は、登山家・マロリーのカメラを偶然手にしたことから一人の日本人と出会う。その男を伝説のクライマー・羽生丈二だと感じた深町は、帰国後に羽生の足跡を追い求める。そこで深町は、後輩・岸の事故や、天才・長谷との確執を知らされる。☆身震いするほど圧倒的な谷口ジローのペンタッチ。続きも読みたい。☆Kindle期間限定無料お試し。

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2016/01/25

羽生丈二…男臭い。夢枕獏さん描くところの男臭さが出てる。 「顔は間違いなく四十代の男のそれであるのに どことなく 十四・五歳の少年の色気のようなものがその写真にはあった」 と言う表現を使う辺り。

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2015/10/09

ebookjapanの無料キャンペーンで読破→購入。全巻、一気読みした。夢中になって読み終えた。すごい……。

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2016/10/27

全5巻読了 登山描写が絵でされてて原作より良かった。ストーリーも細かく描かれてるのでマンガの評価高いです。

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2014/05/07

エベレスト初登頂の謎を追う中で、山男達の生きざまを描く。上の弟に進められて読む。話の進みは重いが、私自身もカトマンズ、エベレストを見に行った経験もあり興味深く読む。が、ロッククライミングや雪山をやるわけではないので、山男達の情熱に驚異すら覚える。

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2012/11/02

夢枕獏原作のコミック版。いや~、面白かった!一気に5巻まで読んでしまった。絵とストーリーがマッチしていて臨場感があって。事実に基づいたエピソードがたくさんあったので、読後にネットを検索して情報を確認するのも楽しかった。 本作を読むと、山に登るということがどんなに厳しいものかわかる...

夢枕獏原作のコミック版。いや~、面白かった!一気に5巻まで読んでしまった。絵とストーリーがマッチしていて臨場感があって。事実に基づいたエピソードがたくさんあったので、読後にネットを検索して情報を確認するのも楽しかった。 本作を読むと、山に登るということがどんなに厳しいものかわかる。何よりも自分自身に厳しくなくてはならない。最近、中高年の登山で山岳事故が多発しているが、「連れて行ってもらう」という感覚では事故が起きるのもやむを得まいと思われる。 厳しく魅力的な山。私自身は山に登る意思も自信もないが(笑)、山に魅せられる人間の気持ちが少し共有できた。

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2012/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マロリーは果たしてエベレスト初登頂に成功したのか?!という物語をサイドストーリーに、エベレスト登山にかける男たちを追った物語。熱いです。雪山のシーンは凍えそうだけど、熱いです。手に汗握る山の描写は、圧巻です。読みながらちょっと息が苦しくなりそうでした。

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2012/06/02

近年の山ブームで登山人口は増えているそうですが、本格的な登攀も含めた登山はやはり身近な世界とは言い難い。そんな世界を覗き見るにはうってつけのの作品です。。 原作者、夢枕獏に漫画化するなら彼しかいないと言わしめた、谷口ジローの画力が、山の過酷さと魅力、登場人物の人間臭さを丁寧に描写...

近年の山ブームで登山人口は増えているそうですが、本格的な登攀も含めた登山はやはり身近な世界とは言い難い。そんな世界を覗き見るにはうってつけのの作品です。。 原作者、夢枕獏に漫画化するなら彼しかいないと言わしめた、谷口ジローの画力が、山の過酷さと魅力、登場人物の人間臭さを丁寧に描写していて、世界観に引き込まれる。 山にしか生きる事ができない、不器用さと繊細さを持ち合わせた羽生のキャラクターに、どんどん魅せられてしまい、いつのまにか主人公、深町と同じような感覚を共感してしまう。 羽生には実在のモデルがいるというのもまた驚き。原作を読みたくなる作品です。

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2013/01/27

全五巻をを読んだ。 こんなにも圧倒された気持ちになるのはいつぶりだろう。 素晴らしい、凄まじい。 エベレスト人類初登頂にまつわるミステリーと、エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂を目指す登山家を軸に進んで行くストーリーが絶妙で、のめり込むように読んだ。山の雄大さや厳しさを表す画...

全五巻をを読んだ。 こんなにも圧倒された気持ちになるのはいつぶりだろう。 素晴らしい、凄まじい。 エベレスト人類初登頂にまつわるミステリーと、エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂を目指す登山家を軸に進んで行くストーリーが絶妙で、のめり込むように読んだ。山の雄大さや厳しさを表す画力は他に類を見ない。 ここに出てくる人物達への気持ちは複雑で、あえて表現するなら、挑戦者への羨望であり、強烈なエゴへの嫌悪になると思う。 なぜ、彼らはそこまでして山に登るのだろう.... そこに山があるから?それとも、そこに自分がいるから? 答えのでない、禅問答。 ただただ、圧倒された。

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