南京路に花吹雪(文庫版)(1) の商品レビュー
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恩田陸の『象と耳鳴り』後書きで紹介されていた漫画家さん。 『青色廃園』は見つからなかったので本作を。 少女漫画という事だったが、テーマの重さに驚く。 戦時中、日米ハーフや日系人の苦労は聞いたことがあったが 日本と中国の関係も、なかなか厳しいものだったのだな、と。 中国から日本へ帰る時、大変だったというのを最近読んだが、反日感情の真っ只中ではそうだろうな、と。 マンガではなく漫画 という感じ。
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文庫全3巻。 読んだはずだがほとんど内容を思い出せないマンガの一つを、 じゃあ読み直してみようってことで購入。 ①巻は序章に当たる「蘇州夜曲」と後日談=本編「南京路に花吹雪」の取っ掛かり。 1930年代、フランスを初めとする列強各国の租界に侵蝕された 魔都・上海へ左遷された新聞...
文庫全3巻。 読んだはずだがほとんど内容を思い出せないマンガの一つを、 じゃあ読み直してみようってことで購入。 ①巻は序章に当たる「蘇州夜曲」と後日談=本編「南京路に花吹雪」の取っ掛かり。 1930年代、フランスを初めとする列強各国の租界に侵蝕された 魔都・上海へ左遷された新聞記者・本郷が陰謀に巻き込まれる近代史ロマン。 本郷の行きつけになった酒場のバーテンダー・黄(ワン)は 意外な素顔を持っていた……。 野望の王国を築こうとする将校や、それを阻止せんとする者の思惑に、 ゆくりなく巻き込まれてしまう本郷と黄。 そこに中国人の抗日運動などが絡んで、物語は大きなうねりを見せる。 黄がダンスパーティでタンゴに合わせてワルツを踊るという、 「くすぐり」シーンは妙に記憶に残っていた(笑) 《②巻感想に続く》
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森川久美の代表作。昭和初期の魔都・上海を舞台にした歴史ロマン・サスペンス。耽美で切なくて、あやしくて最高に面白い。日中ハーフの美少年・黄(ワン)くんと本郷さんのあやうい関係にずいぶんときめいたものでした。
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内容、ムードともに秀逸。 黄が本郷に協力している頃の、淋しさが何とも悲しい。 黄の望郷の思いも、報われることはない。 最後は自由になれたかな…。
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昭和初期の上海が舞台の、激動の時代のはなし。 黄子満が格好良すぎます!! 全3巻。全巻持ってます。
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テーマ、重っ!歴史小説読んだみたいだった。太平洋戦争突入寸前の上海。こういうのが少女マンガ誌でやってたんだなぁ。。
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表題作の他「蘇州夜曲」を収録した第1巻。日中戦争前の上海を舞台にした漫画。熱血漢の新聞記者・本郷と謎めいた青年・黄の活躍(?)が面白い。劇画タッチの絵柄には慣れていないので当初は戸惑ったが、続きも楽しみだ。5月1日読了。 (ボックスにあった本)
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