来るべき世界 手塚治虫漫画全集(1) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全2巻と言うことで、作者の意向通りとはいかず、あらすじ程度の内容になってしまっているけど、でも何を言わんとしているのかは十分伝わる。地球生物が全滅と言う危機を迎えた時、人間と言う生き物はいかな行動に出るのか。他者をどこまで深く思いいることが出来るのか。根底にはやはり人間賛歌がある。あとがきには、手塚先生の人間味がにじみ出ていて、ここも楽しみの一つ。
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“「ぼくはイワン・レドノフですよ 仲よくしてください……おじさんは日本人ですね」 「そうだ ヒゲオヤジという探偵さ」 「ヒゲオヤジ探偵ですって!あなたの名前はよく漫画で知っています やっぱりスパイか何かでここへ?」 「ちがう わしも何が何だかサッパリわからないんだ」”[P.85]...
“「ぼくはイワン・レドノフですよ 仲よくしてください……おじさんは日本人ですね」 「そうだ ヒゲオヤジという探偵さ」 「ヒゲオヤジ探偵ですって!あなたの名前はよく漫画で知っています やっぱりスパイか何かでここへ?」 「ちがう わしも何が何だかサッパリわからないんだ」”[P.85] 「来るべき世界」
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「ロストワールド」、「メトロポリス」と並ぶ初期SF3部作のひとつ。東西冷戦を背景にスター国とウラン連邦、そして日本が絡み人類の存亡をめぐる大河ドラマ。ノアの箱舟話等も盛り込み重厚な作品です。ヒゲオヤジ、ロック、ケン一はじめオールスター総共演。 700ページ(一節には1000ペー...
「ロストワールド」、「メトロポリス」と並ぶ初期SF3部作のひとつ。東西冷戦を背景にスター国とウラン連邦、そして日本が絡み人類の存亡をめぐる大河ドラマ。ノアの箱舟話等も盛り込み重厚な作品です。ヒゲオヤジ、ロック、ケン一はじめオールスター総共演。 700ページ(一節には1000ページ)もあった原稿を、出版社の「そんな長い漫画は誰も読まない」というクレームにより泣く泣く300ページに縮めた、という有名な逸話があります。
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