乾からびた胎児 の商品レビュー
再読。 リアルタイムのときは、『Kissxxxx』~『乾からびた胎児 』までの作品の中で一番印象が薄かったけれど、長年経過した今、私の中で当時より印象がUPした。 線は更に美しくなっているけれど、ストーリーのせいか息苦しさが和らいでいて少し自由を感じる。 作者本人曰くまさに”力...
再読。 リアルタイムのときは、『Kissxxxx』~『乾からびた胎児 』までの作品の中で一番印象が薄かったけれど、長年経過した今、私の中で当時より印象がUPした。 線は更に美しくなっているけれど、ストーリーのせいか息苦しさが和らいでいて少し自由を感じる。 作者本人曰くまさに”力わざで終わらせた”というのが伝わってくる話のたたみ方だったが、ポジティブである。 楠本さんの作品の中で比較的ポジティブ属性であるというところが、若い頃の自分にしっくり来ず、逆に大人になった(?)今の自分に好印象として写ったのかな?と思う。
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嫌いじゃない。 薄い内容を丁寧に描く。 って書くと悪口みたいに見える、、。 間だったりで白い画面が多くて、だからこそ、ここぞという黒い画面が映える。 俺も今わかった。 誰のためでもない この天才の俺様のために お前は存在するんだ‼︎ この台詞の後のナルちゃんのピカーンみたいな衝撃を受けた所がギャグっぽいけど。
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楠本まき連読み、その3。 ★★★半て感じの3つ。 浮世離れした天才作家、蓮見乙嗣の話。 前に読んだ2作より好きだな。 作品世界のイメージとは少し異なるが、個人的に、BGMは、マリリン・マンソン『アンチクライスト・スーパースター』。
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一人で跳ぶにはあまりに高すぎるハードルがあるなら、誰かと手を繋いでくぐり抜けてしまえばいい。とでも言いたげな、全ての憂鬱を吹き飛ばすかのようなラストの青空がとても好きです。中盤の誰もが足を取られ飲み込まれるような泥濘をここまで美しく昇華させるとは驚きでした。儚くて脆くて残酷で、で...
一人で跳ぶにはあまりに高すぎるハードルがあるなら、誰かと手を繋いでくぐり抜けてしまえばいい。とでも言いたげな、全ての憂鬱を吹き飛ばすかのようなラストの青空がとても好きです。中盤の誰もが足を取られ飲み込まれるような泥濘をここまで美しく昇華させるとは驚きでした。儚くて脆くて残酷で、でも妙に可笑しい。そして愛しい。素敵な作品です。
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楠本まきのマンガ作品。 キャラを描きたかったというのがわかる、マンガマンガしてるマンガです。 乾からびた胎児、というクラッシック曲があるんだとか。
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楠本まきの漫画の一冊。 お話とキャラクター重視の一冊。 1冊通して1つの話です。 漫画読んだ、って気分になります(笑)
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すんなり読める。すっきりさわやか! これはこれで好きだ。 ホモマンガみたいにならなくて安心した。
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楠本作品は装丁からして素敵です。 内容は相変わらず、どろどろとゆるやかに流れる感じ。 結末が若干急展開かつコメディテイストでしたが。 作画のセンスはやっぱり大好き。 楠本先生の描く毛皮の柔かそうなタッチに惚れ惚れします。
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途中までの狂気や緊張感がよかったにもかかわらず、ラストがイマイチすぎて萎えます。 折角張った伏線がほんとうに勿体無い。
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kissと同じくらい好き。珍しく楠本さんの本で私にはわかりやすい本。 わかりやすいっていうか漫画らしいっていうか。 他に比べると冒険がない作品のように感じます。
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