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バイオレンス級のハードからラヴラヴのソフトまで幅広く

ハードなものはとことんハードに激しく酷く、ソフトなもの愛情豊かにコミカルに。その振り幅の大きな作品が8編掲載されている。テレフォンセックスで満たされない女教師が生徒を自室に連れ込む【言葉じゃたりなくて】は、彼氏の電話に合わせて生徒の「生」を味わうアイデアが面白い。残業中に彼女を呼...

ハードなものはとことんハードに激しく酷く、ソフトなもの愛情豊かにコミカルに。その振り幅の大きな作品が8編掲載されている。テレフォンセックスで満たされない女教師が生徒を自室に連れ込む【言葉じゃたりなくて】は、彼氏の電話に合わせて生徒の「生」を味わうアイデアが面白い。残業中に彼女を呼び出す【オフィスラブ】はオチがコメディ。【調教日記】は、彼氏に調教されているヒロインが実は彼(のムスコ)を調教する逆転の発想が秀逸。【雨宿り奇譚】は意外(?)にも含蓄があり、メッセージ性さえ感じさせる結末が印象的である。主人公が極めて善人なのも珍しい。これらのソフト路線に対して【愛情表現(前後編)】、【長い一日】、【牝】の3作は、それはもぅ激しくて酷くて救いの無い話ばかり。寝取られ、痴漢され、ペットにされ、そしてしたたかに凌辱されて堕ちるヒロイン達である。堕ちに堕ちて目覚めた先にある快楽は果たして幸せなのか、と少し考えさせられる。

DSK