少女椿 の商品レビュー
以前は青林堂判を持っていたが、あげてしまって、手元に無かったので買い直し。 初期、丸尾末広先生の大傑作! イヤミス、絶望系…、などの言葉が無かった頃から、こういった名作があった。
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見世物小屋と言う題材に惹かれて 片輪や奇形の演者たちが働く見世物小屋、ひょんなことからそこで働くことになってしまった12才の少女みどりちゃん 見世物小屋と言うどこか禁忌的なその場所で繰り広げられるストーリーは、卑猥だったり残酷だったり不可思議だったり、本来であれば思わず目を背...
見世物小屋と言う題材に惹かれて 片輪や奇形の演者たちが働く見世物小屋、ひょんなことからそこで働くことになってしまった12才の少女みどりちゃん 見世物小屋と言うどこか禁忌的なその場所で繰り広げられるストーリーは、卑猥だったり残酷だったり不可思議だったり、本来であれば思わず目を背けたくなるはずなのに、ページをめくるたびに背けるどころか食い入るように読んでしまっていました 読後はいい意味での気持ち悪さで、なんだか踏み込んではいけない、覗いてはいけない世界を見てしまったような感覚になります。ラストを自分なりに解釈するのもまた楽しめました 絵柄は人によって好き嫌いが分かれると思いますが、個人的には丸尾先生のこの絵柄だからこそ、登場人物のそれぞれの魅力、ストーリーのエログロナンセンス感が表現されていると思います
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これは読む人を選ぶな〜と思いながら読み終わりました。 激しく嫌悪する人もいると思うけどハマる人も絶対いると思います。 アニメの方も観ましたが漫画の方がグロテスクな部分が薄いかなと思います。漫画から入る方をおすすめ 見世物小屋とか奇形とか聞いても引いたりしない人なら楽しめる面白...
これは読む人を選ぶな〜と思いながら読み終わりました。 激しく嫌悪する人もいると思うけどハマる人も絶対いると思います。 アニメの方も観ましたが漫画の方がグロテスクな部分が薄いかなと思います。漫画から入る方をおすすめ 見世物小屋とか奇形とか聞いても引いたりしない人なら楽しめる面白い本です。
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久しぶりに読み返しました。 哀れな運命を辿るみどりちゃん。 その中でみどりちゃんも読者も唯一救われるシーンである、ワンダーと出会ってからの幸せな一時は涙なしでは見られません。 汽車を眺めるみどりちゃんの表情が儚くて好きです。 ワンダーがみどりちゃんにみせたあたたかい夢。ワンダ...
久しぶりに読み返しました。 哀れな運命を辿るみどりちゃん。 その中でみどりちゃんも読者も唯一救われるシーンである、ワンダーと出会ってからの幸せな一時は涙なしでは見られません。 汽車を眺めるみどりちゃんの表情が儚くて好きです。 ワンダーがみどりちゃんにみせたあたたかい夢。ワンダー正光は少し歪んでいるけど、本当にみどりちゃんが好きなんだと思います。
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丸尾末広は誰にも薦めないで、ひっそり愛していた作家だった。ヴィレッジヴァンガードが学校の近くにできて、周りの友人が所謂「サブカル女子」化し始めてから丸尾末広がブームになってショック!やーだー!
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丸尾さんの本買うならまずこれこれから勧められて買った最初の一冊。 世界観ストーリーすべてがツボでした。 版によって改変されてるようですね。 初版のものが読みたいです。 鞭棄が好きw
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まだアニメしか見たことが無いので、とても読みたいです。 ラストは正直???でした…。 フタナリカナブンが好きです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近所の古本屋で偶然見つけて390円で購入。 ネットで2000円くらいで買おうかどうしようか悩んでいたときだったので、奇跡だと思った。 一緒に売られていた丸尾地獄とキンランドンスもそれぞれ390円だったので、勢いに任せて3冊まとめて買ってしまった。 初の丸尾末広。 購入前にネットでさんざん調べたから予想はついていたものの、やっぱりそこまでグロくはなかった。 ストーリーも何となくはわかっていたが、とにかく見世物小屋の人たちのみどりちゃんに対するツンデレ率が異常に高い。 あと、ラストはあんなに意味不明な感じにしなくてもよかったんじゃないかと思う。 せめて、みどりちゃんの今後の幸せを予感させるくらいの救いがほしかった。 丸尾末広はストーリーマンガよりも短編の方が向いていると思う。 個人的には同時に買った丸尾地獄の方が面白かったが、少女椿はグロさも控えめ、起承転結も比較的わかりやすいので、丸尾末広のマンガを初めて読むという人には適している。 表紙の大正ロマン風な色使いが好き。
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とても絵が上手。 人体のバランスが正確。 また、画面が美しく見える絵画的技法を知っており、駆使している。 手前・中・奥で奥行きを出す方法、黒白のバランス、人物のアウトラインをハッキリなど。 半ば無理矢理にでもこれらを大切にしている様だ。 また、上下に2本引かれた枠線は大ゴマの時に...
とても絵が上手。 人体のバランスが正確。 また、画面が美しく見える絵画的技法を知っており、駆使している。 手前・中・奥で奥行きを出す方法、黒白のバランス、人物のアウトラインをハッキリなど。 半ば無理矢理にでもこれらを大切にしている様だ。 また、上下に2本引かれた枠線は大ゴマの時にも無くなることが無く (キャラがブチ抜くことは有るが)、 一貫した印象を与えている。 元々私は見せ物小屋肯定派だし、とても面白い作品だった。 でも見せ物小屋の是非と言ったところにスポットが当たった訳では無く、 単にエログロな舞台として見せ物小屋が題材になっているのだろう…。 「化け物」とか「小人の分際で」という差別的な言葉が 彼らの逆鱗に触れるというところが描かれてて良かった。 「鞭捨」が手の無い障害者を指す差別用語というソース、誰か知ってたら教えて下さい。 作中最も印象深かったのが(遠足行きたい…)だったりする。 むしゃりむしゃり芸は美しい。 臓物を口から垂らす美少女素晴らしい。 (この作品エログロな割には出血量少ない)
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鳥居みゆきが好きだと聞いてからずっと読みたかった作品でした。 丸尾さんの代表作品ということでエログロ極めてますね。 鞭棄の人気がやたら高いみたいですが、私はフタナリカナブンがお気に入りです。 みどりのような変な落ち着きもなく、純情無垢な感じが好きですよ。 次は『瓶詰の地...
鳥居みゆきが好きだと聞いてからずっと読みたかった作品でした。 丸尾さんの代表作品ということでエログロ極めてますね。 鞭棄の人気がやたら高いみたいですが、私はフタナリカナブンがお気に入りです。 みどりのような変な落ち着きもなく、純情無垢な感じが好きですよ。 次は『瓶詰の地獄』も読まなくては…。
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