こんちゅう稼業 の商品レビュー
2016.4.30市立図書館 もとはガロ掲載のコミック。虫や小鳥たちの小さな世界、昔から言い伝えられるちょっとふしぎなお話など。はかなくせつない。こういう水木しげると杉浦日向子のハイブリッドみたいな世界はハマる。 小さなものの世界、そして和物の世界を愛し、こまごまと描きだすこと...
2016.4.30市立図書館 もとはガロ掲載のコミック。虫や小鳥たちの小さな世界、昔から言い伝えられるちょっとふしぎなお話など。はかなくせつない。こういう水木しげると杉浦日向子のハイブリッドみたいな世界はハマる。 小さなものの世界、そして和物の世界を愛し、こまごまと描きだすことに喜びがある、こういうひとを探しだして絵本(くものすおやぶんなど)を描かせる福音館書店もえらい。ガロとの仲は佐々木マキ以来なのだと思うけど。
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こんちゅう視点のお話がたくさん詰まった素敵なコミック。虫たちの世界が擬人化されたらこんな感じかもなぁ。
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- ネタバレ
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絵本、くものすおやふほんやみつばちみつひめで 独自の愉快な昆虫時代劇世界を表現している 著者がそれ以前に書いていたコミック集。 虫への寵愛はまったく変わらず、 少し死後の世界などが色々入ってダークさもありますが、 江戸風俗に扮装した昆虫イラストはこの頃から好きでした。 好きな話は上記のイラストと、 「虫ん子」・・・時代劇でファンタジーで昆虫でかわいい 「ミノムシの結婚」・・・一歩間違えると下品になりそうなキワキワ 「十三夜」・・・死へのいざないが妖しい異類友情談
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こんな細かい擬人化された虫たちをせっせと描いていた人がいるなんて…マイナーだけど、いいです。着物来た虫たちがかわいい。 この人が描いた絵本 くものすおやぶんとりものちょう はうちのクラスの子たちに大人気でした。
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虫も好きなほうなので読んでみました。独特の空気と不思議な味わいのある画風で、分野は違うけれども(虫と江戸)、杉浦日向子さんを思い出しました。
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「虫けら様」から表紙の美しさがさらにパワーアップ。「今晩は秋も名月です/こんな日には命の潮の引く音がよぅく聞こえます」(コオロギの談)題名にもよらず、インコや猫、吃音の小さな少女、夫婦になる手前の男女など稼業のメンツは増えています。ちょっと尻切れとんぼな話が多いような気がして、作...
「虫けら様」から表紙の美しさがさらにパワーアップ。「今晩は秋も名月です/こんな日には命の潮の引く音がよぅく聞こえます」(コオロギの談)題名にもよらず、インコや猫、吃音の小さな少女、夫婦になる手前の男女など稼業のメンツは増えています。ちょっと尻切れとんぼな話が多いような気がして、作品集としては前作のほうが好きです。でもこれのウグイスと無頼の猫の月夜の話「十三夜」が本当に素晴らしい。いったい、月夜に終わった命はどこにいけるのでしょうか。
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突如として気になってきた本2 追記:こちらも読みました。虫の生活というよりも世界の裏側というかあちら側というか、そういう雰囲気がよろしい。 四谷シモンが「神様って?」と質問したら「虫みたいなもの」と答えたという澁澤龍彦のエピソードを思い出した。
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表紙の雰囲気と紙のざらっとした質感がたまらんくてジャケ買いした。 漫画の雰囲気がぼのぼのとちょっと似てるかも。 虫にまつわる歴史漫画?かな。シュールなコメディ。 こういう絵柄ガロかヤンマガかなんかで見たことあるんだが。 皇なつきの描く線や似てるが(絵柄は違う)。あ、蟲師っぽいか...
表紙の雰囲気と紙のざらっとした質感がたまらんくてジャケ買いした。 漫画の雰囲気がぼのぼのとちょっと似てるかも。 虫にまつわる歴史漫画?かな。シュールなコメディ。 こういう絵柄ガロかヤンマガかなんかで見たことあるんだが。 皇なつきの描く線や似てるが(絵柄は違う)。あ、蟲師っぽいかも。 妖怪や動物の雰囲気は水木しげるかなー。それくらいしか知らんのでごめんよ。 久しぶりに傑作だと思った。 この作者さん、絵本も描いてる。
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虫が主人公のコミックって、どんなんだろう?と興味本位で。 面白かった。 コチラは前作とは違って、虫に関わった『人』が主人公。 それでも虫に対する独特の優しさは変わらず、 それにほんの少し人の持つ狂気や残酷さが入って、これはこれで面白かったですよ。
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こんな世界に生きてみたい。 理想郷、桃源郷がここにある。 虫だから当たり前だけど非情なところに泣ける。 「虫けら様」同様、冥途にもっていきたい一冊。
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