月にひらく襟 の商品レビュー
のきさき古本市で、もう一冊の作者の本と同じくして購入。 短編がいくつも入っています。 あんまりお話は入ってこなかったけれど、やっぱり線がきれいです。
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少し気になっていた作者。 まんま長野まゆみ! で少し驚く。 同質の世界観を共有しているいい関係なのかも。 お話、というよりも言語センスがすごい。 書名からして、「月にひらく襟」! 月というオブジェは様々なものと組み合わせてタイトルにされてきたと思うが、 こんな表題を...
少し気になっていた作者。 まんま長野まゆみ! で少し驚く。 同質の世界観を共有しているいい関係なのかも。 お話、というよりも言語センスがすごい。 書名からして、「月にひらく襟」! 月というオブジェは様々なものと組み合わせてタイトルにされてきたと思うが、 こんな表題を思いついたのは歴史初ではなかろうか。
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古書店で偶然手に取りしあわせでした。それまで全く知らない作家さんでしたが、独特の雰囲気をもった方ですぐにファンになりました。(ごめんなさい100円で手に入れてしまいました)
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鳩山郁子さんの初期作品。 少年の息遣いが、ふっと聞こえてきそう。 綺麗な少年たちの日常の出来事。
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少年性という美や、それに相応しい小間物、キーワードたち。作品と著者の距離に無理がなく、違和感なく物語の世界に浸れる。素晴らしい!
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鳩山郁子の漫画はこれがいちばん好き。足穂とか長野まゆみ(初期)の世界が好きなら堪らないはず。 「紅切子、青更紗」が特に素敵。長野まゆみの硝子の表現って、きらきらと儚い感じがして好きです。
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鳩山さんの世界は無条件で愛してます。 絵も設定も出てくるすべての小道具も言葉も。 キーワードは、透明感、レトロ、半ズボン、ソーダ水、ミント、ガラス、鉱石、角砂糖… この世界観をずーーーーーっと描き続けていって欲しいです。これは漫画を超えた芸術です。
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高校時代に出会いました。 長野まゆみは何かもうお腹いっぱいですが、鳩山さんは今でも買い続けています。
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