RIDEBACK(ライドバック)(6) の商品レビュー
2年間のGGF監視下に置かれ、送りこまれたアメリカのGGF基地で、父親と思わぬ再会をする琳。 やけに明るくテンションが高いキャラクターで、とても尾形姉弟の親とは思えません。 ブロードウェイで、舞台監督の仕事をしていると思っていただけに、ショックを隠せない彼女。 父親への不信感を強...
2年間のGGF監視下に置かれ、送りこまれたアメリカのGGF基地で、父親と思わぬ再会をする琳。 やけに明るくテンションが高いキャラクターで、とても尾形姉弟の親とは思えません。 ブロードウェイで、舞台監督の仕事をしていると思っていただけに、ショックを隠せない彼女。 父親への不信感を強めます。 特訓を受けるほかのメンバーは、世界各国から集まった志願兵ばかり。 琳も、罪人としての扱いを受けるわけではなく、志願兵に混ざって訓練を受けることになります。 生活するのは、個人用テント、バオム。この仕組みがいいです。 モンゴルのパオみたいな形でワンタッチで広がり、プライバシーが保たれています。 このシリーズでは、メカやグッズ一つ一つの細かい仕組みが設定されており、著者カサハラ氏の細部にわたるこだわりが見えます。 ここでカチャノフ教官と出会います。アクが強そうなキャラクター。 「イエス」を「ゼロワン」と言う仕組みには、読んでいるこちらも慣れません。 父親だけでなく、捕らわれた弟とも再会した琳。 弟の行く末が気になっていたので、登場してほっとします。 筋肉ムキムキになり、すっかりGGFの兵士になっていました。 ようやく明るく話ができるようになった姉弟。 二人を繋いだものがライドバックだけだったのに、なぜか二人とも囚われの身としてアメリカの基地に護送されたという複雑な状態。 二人とも、殺戮には縁遠く、全く興味もなかったのに、お互い兵士となった運命の皮肉。 同じ基地に家族3人がいるという不思議。 まあ、全ては横山教官の思惑内なのでしょうけれど。
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んー、右左色が濃くて落としどころがわからないなぁ、と言う印象。「メカと人間」を描いた作品としては良作と思うんですが、如何せんテーマがテーマだけに間口を狭くしてる気がします。 継続して読みますが、少し減点気味で。
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