パイドパイパー(文庫版) の商品レビュー

山岸凉子(著者)

2022/06/13

誰にオススメされたんだっけ…。ソースは不明ですが、「パイド・パイパー」なる表題作の名前がどうも頭に残っていたので、読んでみました。うん、面白かったです。パイド・パイパーは「まだら服の笛吹き男」という意味らしく、所謂ハーメルンの笛吹き男のモチーフを利用した、誘拐をめぐるサスペンス作品になっています。それとなく北関東幼女連続殺人事件を彷彿とさせる内容になっていますが、意外な事実や描写が丁寧だったこともあり、ハラハラと読むことができました。
山岸凉子さんの描く女の子は、かわいいのよな（笑）。｢狐女｣に出てくる美央子しかり、グッと魅力されてしまいます。

2013/09/19

山岸先生の文庫コミックスを買い漁っていた時期に手を出して、
全収録作が他の本とカブッていてガッカリした本（泣）。
各作品は大変面白いのですが。
こちらの表題作「パイド・パイパー」が含まれていると知らずに
前後して中古の『シュリンクス・パーン』を買ったのも失敗だった。
取り寄せる前に、ちゃんとチェックすればよかったと後悔。
ちなみに中身は……

　・キルケー
　・コスモス
　・狐女
　・パイド・パイパー

です。

2009/10/04

「女性は想いを積み重ねる」それをストーリの裏に忍ばせる。それがこの作者が支持を得られている理由だろう。