GUNSLINGER GIRL(Vol.1) の商品レビュー
古典を読む感覚で。女の子、血生臭さ、肉体改造、男性である主人公への忠誠、こういう構造がゼロ年代的なフィクションだったなと思い出す。この作品はこの後2010年代まで続くわけで、その中で変化があるのかどうか、気になる。
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ヘンリエッタ。バイオリンケースで打撃してからのサブマシンガン連打に惚れる。 リコ。「ひだまりスケッチ」でいう宮子かと思いきや、「ええと……ごめんね」 トリエラ。地黒。生理痛。 亡き、エルザ・デ・シーカ。担当官を殺しての自殺。うむ。
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「体が機械の女の子って普通ですか? すごい力持ちで・・・素手で人を殺せるんです・・・ 赤い血は出るけれどすぐに痛みなんか消えちゃうんです 義体の私がジョゼさんの役に立つには・・・普通の女の子じゃだめなんですよ・・・」(p168) 以前から知ってはいたけれど、何となく敬遠してた漫画...
「体が機械の女の子って普通ですか? すごい力持ちで・・・素手で人を殺せるんです・・・ 赤い血は出るけれどすぐに痛みなんか消えちゃうんです 義体の私がジョゼさんの役に立つには・・・普通の女の子じゃだめなんですよ・・・」(p168) 以前から知ってはいたけれど、何となく敬遠してた漫画。こういう話なんだと思いながら、重たいテーマだなぁとぼんやり思う。ただ何というか自分が知らないだけで、本当にあり得そうだなと思ったら、何だか普通な気もして、妙な恐怖を感じる。どう考えたらいいのか、あっさりと読めないのが面白い。
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「少女に与えられたのは、大きな銃と 小さな幸せ」 イタリア・ローマを舞台に「義体」と呼ばれる少女達がマフィアやテロ組織相手にガンガン実弾ぶっぱなすガンアクション漫画。 最初は「掲載誌が電撃だし、可愛いロリキャラにごっつい拳銃もたせて萌え萌えする漫画でしょ?」と甘く見てました。キャラクターの可愛さはもちろんアクションシーンの気持ち良さ、物語の伏線の貼り方、どれをとってもすばらしいー そして連鎖する悲劇悲劇悲劇。もー泣くしかない!
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全15巻 身体に障害を持った少女たちに『義体』と『条件付け』を与え、反政府組織に対抗するべく作られた「社会福祉公社」 公社の少女たちとその担当官のおはなし。
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「不幸を宿命づけられている少女たちの一握りの幸せ」というテーマが丁寧に描かれている1巻。 特にリコの話には「ガンスリンガーガール」という作品のハードボイルドさが顕著にあらわれていて、印象的。
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可愛い女の子が見たくて読み始め。 ガンアクションものをさして数を読んだことあるわけじゃないんですが、どれも少女がどうにも痛々しいな…設定もだけど、表現が。作品表現としての性的嗜好に気がいくと言うか邪推しちゃうと言うか。 それはさておきリコジャン兄弟が好みそうで自分の嗜好にもうわ...
可愛い女の子が見たくて読み始め。 ガンアクションものをさして数を読んだことあるわけじゃないんですが、どれも少女がどうにも痛々しいな…設定もだけど、表現が。作品表現としての性的嗜好に気がいくと言うか邪推しちゃうと言うか。 それはさておきリコジャン兄弟が好みそうで自分の嗜好にもうわあ。 一巻読了。
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現在14巻:2012年7月14日現在。体を機械に改造され、『条件付け』という方法で担当官への好意を抱く少女達。一組で『フラテッロ(兄弟)』と呼ばれる彼らはそれぞれの思惑や葛藤、愛情、後悔など様々な感情に縛られながら公社から下される命令を日々こなしていく。キャラクターの思想や人間性...
現在14巻:2012年7月14日現在。体を機械に改造され、『条件付け』という方法で担当官への好意を抱く少女達。一組で『フラテッロ(兄弟)』と呼ばれる彼らはそれぞれの思惑や葛藤、愛情、後悔など様々な感情に縛られながら公社から下される命令を日々こなしていく。キャラクターの思想や人間性が織り成す物語が心に残る漫画です。
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初読、ここまでで。買う前に見た評価よりは、個人的に、未来のSFハードボイルド&サイボーグ・薬物システム問題提起系なイメージに読めた……趣味の問題かも。この巻は在る程度決着がついてるので単品で万一打ち切りになっていても(たぶん)大丈夫な感じのつくり。先が長いようなので、作中主役側組織設定システムの簡易紹介の意味もあるかも。 そういう意味で個人的には嫌いではないが、万人受けする内容にはちょっと思えない(^^; 福祉云々とか人権とフィクションを切り離して読めないとキツイ、とは思います。続きは現時点では積ん読中
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悲しくて可愛らしい少女たちが 不幸と幸せの共存する場所を唯一の居場所として 無意識か意識のうちか、生きていました。 全体に漂うクラシカルな雰囲気が好み。 よい漫画でした。
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