いつか好きだと言って の商品レビュー
泣けました
かなり前の本で絶版だったのでこちらで購入できて良かった。 淡々としたストーリーだけど、あつく切ないものがあり、数年ぶりに読んでも泣けました。
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自分を裏切り、敵国の研究員となった河野。 千茅は河野を理解できないまま、互いの人型(パペット)を接触させ合い、どちらが先に情報を奪うことができるか、という戦いを受けることになる。 河野の人型プラチナと、千茅の人型トパーズ。 体を接触させることで情報を読みとることができる、...
自分を裏切り、敵国の研究員となった河野。 千茅は河野を理解できないまま、互いの人型(パペット)を接触させ合い、どちらが先に情報を奪うことができるか、という戦いを受けることになる。 河野の人型プラチナと、千茅の人型トパーズ。 体を接触させることで情報を読みとることができる、という情報兵器である二人は、河野と千茅の困惑を余所に、徐々に接近していく――― ショートショートを読んでいるような気分にさせてくれる漫画でした。 ラストのオチはありがちですが、伏線が上手く張られていておもしろく感じられました。 負ければ廃棄処分、と口にしながら互いを愛撫するプラチナとトパーズの、本人達にすら無自覚な恋も切なかった。 美しい話でしたが、やっぱりもうちょっと救いが欲しいなあ、とも思いました。 (実家)
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