1,800円以上の注文で送料無料

白と黒の羊(文庫版) の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/11/17

「モノトーンシープ」というテーマの短編連作集ということになるのでしょうか? まあ、あんまり、それぞれの作品にストーリー上の関係はなく、それどころか作風もバラバラで連作というより完全に短編集といった方がいいかも。 レースものから、戦争もの、学園もの、後の「砂漠の薔薇」につながるよ...

「モノトーンシープ」というテーマの短編連作集ということになるのでしょうか? まあ、あんまり、それぞれの作品にストーリー上の関係はなく、それどころか作風もバラバラで連作というより完全に短編集といった方がいいかも。 レースものから、戦争もの、学園もの、後の「砂漠の薔薇」につながるようなものまで、なんか、すごいバラバラです。 これは、新谷かおるの作風の幅の広さも表していますねぇ。 わたしは、短編よりも、やっぱりじっくり読める長編を好みますが、こういった短編のなかに、長編になりそうな芽をみつけるのは、楽しいものです。

Posted byブクログ