1,800円以上の注文で送料無料

夢の木の下で の商品レビュー

4.5

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/09/03

本書の白眉はなんといっても「カオカオ様」(笑 これ、つげ義春の「ねじ式」くらい好き。 「あれはああいうものです。風景と一緒です」 「ねじ式」は話の辻褄の合わない断片的な悪夢だとしたら、 「カオカオ様」はストーリー性のある悪夢だ。 しびれる。 本書の刷色はスミでなくブルーというの...

本書の白眉はなんといっても「カオカオ様」(笑 これ、つげ義春の「ねじ式」くらい好き。 「あれはああいうものです。風景と一緒です」 「ねじ式」は話の辻褄の合わない断片的な悪夢だとしたら、 「カオカオ様」はストーリー性のある悪夢だ。 しびれる。 本書の刷色はスミでなくブルーというのも珍しい。

Posted byブクログ

2019/11/14

「不安の立像(1993)」に続き・・・ 諸星大二郎氏の作品『夢の木の下で(1998)』を読了。 タイトル作の・・・”夢の木の下で”のラストの描写は・・・圧巻だなー。”壁男”からがマジで怖いと思ったね。 これからもマイペースに諸星大二郎氏の作品を読んでいきたい。

Posted byブクログ

2018/02/15

自己がない「私」が商用だか観光だかでさまよう、どこかの星だか国だか。  「私」はそこの風俗を蔑視するのでなく、羨ましくは思うが、のめり込むでなく、ただ観察し通り過ぎる。  何回も読みたい。

Posted byブクログ

2015/02/19

ここじゃないどこかに連れて行かれそうな感覚。世界観を構築する、と言うより、ここじゃない世界の記録を読む様だ。 そして、現代版都市伝説風味な『壁男』。

Posted byブクログ

2018/02/19

この漫画家さんはすごいですよ。2つ3つ先の世界をマンガにしてます。ほぼ全巻持っていますが何度読んでもすごい!

Posted byブクログ

2013/02/24

諸星大二郎作品を読むのは初めて。前半は、無国籍な不思議な話が続く連作短編集。後半は不思議な都市伝説話。不思議な世界観は魅力的。

Posted byブクログ

2009/10/27

恥ずかしながら始めて買った諸星本がこれです。。。 諸星デビューは遅いのです。。。 そもそもねこぢるで知って買ったのれす。。。 そいでもって買って正解でした。。。 収録されてる作品がどれも面白い。。。 なんかアンニュイつーか。。。淡々としてるってゆーか。。。 異世界つーか。。。シュ...

恥ずかしながら始めて買った諸星本がこれです。。。 諸星デビューは遅いのです。。。 そもそもねこぢるで知って買ったのれす。。。 そいでもって買って正解でした。。。 収録されてる作品がどれも面白い。。。 なんかアンニュイつーか。。。淡々としてるってゆーか。。。 異世界つーか。。。シュールっつーか。。。 どれも好きなんですが個人的には夢の木の下が一番衝撃的でした 衝撃的とゆー言葉は適切じゃないんですけど 話はフィクションなのにどーでもいい所まで細かく作者なりに 設定してると思われる所があったのが衝撃的でした。。。 今まで少女漫画しか読んでなかったからかもしれないですけど。。。 でもって話もいまだに分からないような分かるようなみたいな。。。 むにゃむにゃむ~。。。。 ボキもモボクの中で眠りたい。。。 モボクバターを食べたい。。。 モボク樹液を飲みたい。。。 そんな一冊です!(^Д^)

Posted byブクログ