トランスルーセント-彼女は半透明-(1) の商品レビュー

岡本一広(著者)

2014/03/30

　体が透き通ってしまう病気にかかった女子中学生が主人公。目に見えないからこそ大事なものがある、というのを、まさに「実感」してしまう境遇なのだ。基本は成長物語で、そこまですっ飛んだ展開には鳴らないのだが、陳腐になる一歩手前でみずみずしい感度をたもっている。のは、この「透明になってしまう病気」という設定のうまさと、妙にふらふらと味のある絵のせいかなぁ。
　地味によいマンガなので、応援したい。単行本サービスの、幕間の１ｐマンガがたのしい。

2009/10/04

透明病という病気にかかるヒロインと透明病を気にせずに接する男の子の話
わりと読みやすかったですね　僕は好きです

2009/10/04

初めて読んだ時は衝撃を受けました。オススメです。もうちょっと短く、２巻くらいでまとめてたら神だったなー

2009/10/04

もし、自分の体が半透明になったらどうする？　今までの生活は？　心に描いた夢も、自分の体の様に消滅してしまうのか？　そんな状況下で心揺り動かされながらも周りに支えられ、必死に夢を追う彼女の姿に心打たれました。

2009/10/04

今までに、いくつかの透明人間について描かれた作品がありましたが、その中で異色の作品。透明になるという難病と戦う白山と、彼女を取り巻く人々と織り成すハートフルな物語。この中にはいくつもの名言があります。ほんと、この作品にかなり勇気付けられることが多いです。ぜひ、機会があれば読んでみてください。