痛々しいラヴ の商品レビュー
ナナナンワールドにはまるきっかけの一冊。花火の話はいつまでも胸にずっしり重く残る。現実味が強すぎてつらい。
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初めて読んだ魚喃作品。タイトルどおり、痛々しいストーリーが詰まった短編集。なんてことないセリフやシチュエーションが、頭の中の薄暗い思い出をぼんやり灯す。この本をリアルに感じてしまうような生活をしていた自分がちょっと恥ずかしい次第です。
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読み始めた途端…ナツヲのミテクレが大好きな人にそっくりで。タカエくんもタクジも。叶わぬ恋なので痛かった、まさに痛々しいラヴだった。短編集なんだけど、どうでもいいこととどうでもよくないことのギリギリの大切な部分のお話で詰まってます。こんなところまで見えてる作者は凄い。読んだ途端に大...
読み始めた途端…ナツヲのミテクレが大好きな人にそっくりで。タカエくんもタクジも。叶わぬ恋なので痛かった、まさに痛々しいラヴだった。短編集なんだけど、どうでもいいこととどうでもよくないことのギリギリの大切な部分のお話で詰まってます。こんなところまで見えてる作者は凄い。読んだ途端に大好きになりました。
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この作家さんの漫画って、読んでるうちに無声映画って感覚になってくる。 話も良いけど、何よりデッサン力に優れた絵が美しくて惚れ込んでしまう。
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魚喃キリコ、短編集。リアルな日常。絵もキレイ。マンガを読むというよりは小説や 詩を読む、映画を観る感覚に近い。
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同じ短編集ならWater.よりこっちの方がすき。要らない線が無い絵を描けるのが羨ましいです。あと、紙の上に絵や言葉と一緒に空気を載っけちゃえるのがすごいなぁ、って感心してしまいます
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「花咲かせてギュッとだっこなんかしてんじゃねーよ ちんぽのひとつでも立てろ まんこのひとつでもひらけ 作者死ねッ!」
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嗅覚からの記憶は鮮明だからね 魚喃キリコ「痛々しいラブ」の最初に入っている短編の台詞。 それはもう会えない恋人のつけていた香水を探す女の子の話だ。 かつて色恋沙汰になった人は香水をつけていた。 私はその香水を知っているから、探すことはない。 ただその香水をつけている男の人の人...
嗅覚からの記憶は鮮明だからね 魚喃キリコ「痛々しいラブ」の最初に入っている短編の台詞。 それはもう会えない恋人のつけていた香水を探す女の子の話だ。 かつて色恋沙汰になった人は香水をつけていた。 私はその香水を知っているから、探すことはない。 ただその香水をつけている男の人の人口は多く、 同じ香りを持つ人とすれ違うことが多い。 すれ違った一瞬で、わざと記憶の端に押し込めていた 痛い記憶がどっとよみがえる。 辛い記憶は人間忘れるようにできているものではなかったのか。 本当に嗅覚からの記憶は鮮明だ。
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魚喃キリコ作品との最初の出会い. 友人から借りて,かなり影響されました. 世界観というか設定に憧れてた時期も...色んな意味でそんな自分が一番痛い...
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他愛無い日常的なセリフや仕草から深読みさせるような漫画。この人の漫画は、絵を並べてストーリー仕立てにしたって感じ。
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