バーニーの絵日記 の商品レビュー

MINECO(著者)

2011/11/20

個人的猫バイブルその１

世界大戦後にみんな猫になって地球で暮らすようになった、という舞台背景。
主人公の黒猫バーニィを中心に温かいような淋しいような日常を描いた漫画。

続編ないし他に作品は描かれてないのでしょうか？
蛇足はいらない、という気もするのですが、素敵な物語なので続きなどあれば是非、読みたいものです。

2009/10/04

兎に角装丁が可愛いっ！
カバーがちょっと厚手の紙で、漫画というより絵本のような印象を受ける本です。
色使いがとても柔らかくて優しい。
こういう本って外と中がイメージ違ったり、期待外れだったりすることが多いんですが、そうでもなくて、勿論色がついている訳ではないですが、ラインが色味を持っているような……。

話の内容は、おそらくは未来が舞台になっていて、人の姿を捨て、猫の姿をしている人たち(?)が平和に暮らしているという世界での子ども達の日常を一人の子猫に焦点をあてて描いているというものです。
何処か箱庭的な空気があって、すごく平和です。
人によっては「幻想だ」と切り捨てられるかも知れませんし、子ども視点ということで生々しい部分も描写されていません。
でも、こういうのほほんとした空想的な世界を夢見るのも良いと思います。
夢は、きっちり見せてくれる話だと思います。
ああ、でも絵本でもいいかなーとかはちらっと思います。

2009/10/04

猫型の人類の物語です。
黒猫のバーニーは今日から小学生。
弟と妹と三人で暮らしています。
というのは、母親は数年前に亡くなり、父親は船長として遠くの海に漁に出ているからです。
普段は隣に住んでいる童話作家のバータが三人の面倒を見ています。

バーニーの学校では新入生に絵日記を描くように指導しています。
さて、バーニーはどんなことを描くのでしょう、、、

2009/10/04

美しく柔らかい絵柄と暖かいストーリー。でも最後まで読むと、小さな棘がチクリとあったことに気付かされます。でも読後感は暖かいまま。未収録作品がまだあるので、続編が待たれます。