はだしのゲン(新装版)(7) の商品レビュー
著者中沢啓治さん(1939年~2012年)の作品で、ブクログに登録されたのはこれで7冊目です。 今回は、浩二兄さんの帰還とお母さんの逝去が、主要な出来事となっています。 上記、最初に自分で書いたレビューを、CopilotというAIで、書き直してみました。 AI初体験ですが...
著者中沢啓治さん(1939年~2012年)の作品で、ブクログに登録されたのはこれで7冊目です。 今回は、浩二兄さんの帰還とお母さんの逝去が、主要な出来事となっています。 上記、最初に自分で書いたレビューを、CopilotというAIで、書き直してみました。 AI初体験ですが、中々優秀です。
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≪県立図書館≫ お母さんの布団にもぐりこむところが、せつない。 昔も読んだような記憶がある。 どんどん大切な人たちが死んでゆく。 目の前で、苦しみながら。 あがいても、どうしてやることもできないという辛さを感じる。 呉のアメリカ軍部施設に連れていかれた場面が、いろんな意味で印象...
≪県立図書館≫ お母さんの布団にもぐりこむところが、せつない。 昔も読んだような記憶がある。 どんどん大切な人たちが死んでゆく。 目の前で、苦しみながら。 あがいても、どうしてやることもできないという辛さを感じる。 呉のアメリカ軍部施設に連れていかれた場面が、いろんな意味で印象的だった。
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戦後の復興期となっても、原爆症での苦しみは続き、隆太の義父、そしてついに、元の母も亡くなります。 その一方で、アメリカの不穏な動きもあり。 読み応えある、現代史といったところ。 「戦争をおこそうとするくわだてを、はやく見破って、みんなで声を張り上げ、反対してふせぐのよ」 という元...
戦後の復興期となっても、原爆症での苦しみは続き、隆太の義父、そしてついに、元の母も亡くなります。 その一方で、アメリカの不穏な動きもあり。 読み応えある、現代史といったところ。 「戦争をおこそうとするくわだてを、はやく見破って、みんなで声を張り上げ、反対してふせぐのよ」 という元の母の言葉。 いまの政情と通じます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今年から、精神的にできる範囲内で、原爆や戦争関連の作品に触れようと思い、図書館で借りた おっさんこと平山松吉の被爆体験記『夏のおわり』をなんとか出版したのを見届けてからおっさんは亡くなり、元たちのおかあちゃんも亡くなる 世代の移り変わりを感じる一冊 これまでのゲンの中で、『夏のおわり』の描写が、客観的でいちばん恐ろしかった 朝鮮人のこともほとんど初めて知ったので、歴史のことを知らないと反感を買ってしまうのも仕方ない GHQの言論統制からは、表現の自由が保障されていないということは、人権を認められていないということだと感じ、私でさえ無力感を覚えた そして、被爆体験に限らず、戦争の記憶は戦争を経験した人々にとってはつらいものなのだろう 私が小学生の頃、今は亡き祖母が、空襲警報の話や疎開の話を繰り返していた 何度目の話だろうと思って聞き流してしまったのを、悪かったと今更ながら思う ゲンの母親のことばがしみる それにしても、ほんとうにゲンはかっこいい
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戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けま...
戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けます。登場人物のひたむきさにはただただ驚嘆…(泣)。 そして一方で、エンターテイメント作品としても名言が溢れているような気がする…。中沢さんの笑いのセンスが凄まじいです。
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