生きるススメ の商品レビュー
重い内容を描いているのにさらさらと読めてしまう作品。何か特別に感動させようという演出は無く、日常にありそうな出来事と心の動きを切り取ってごく短い短編におさめている。 嫉妬、恐れ、卑しさ、独占欲、愛情、本音と建前、どんな感情もを否定したりはしない。それは人間のあるがままの姿であり、...
重い内容を描いているのにさらさらと読めてしまう作品。何か特別に感動させようという演出は無く、日常にありそうな出来事と心の動きを切り取ってごく短い短編におさめている。 嫉妬、恐れ、卑しさ、独占欲、愛情、本音と建前、どんな感情もを否定したりはしない。それは人間のあるがままの姿であり、自然にわき起こる感情だ。人間は、人生は、そういう矛盾するようなもので満たされているのだ。それでも「生きよう」と語りかけてくるこの作品は愛に満ちている。
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1年ほど前、ホリエモンのお勧めとして気になっていた本。 図書館になかったので、仕方な中古で購入。 何を言いたいのかわからない話もあったが、それは未だ自分が感じていない生きる辛さなのかもしれない。
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『人生』 ‐たまねぎ‐ これがあなたの人生です。 皮1枚が歳一歳です。 本体がないんですけど ‐そういうものです‐ しかも涙が止まりません ‐そういうものです‐ どこにでもあるような、日常の 喜びと悲しみを描いたヒューマンコミック。
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ものの30分で読める、ほぼ読み切り漫画の短編集 これは読者が内容をどう捉えるか、その一点につきると思う 解釈も人それぞれ、それでいいと言わんばかりの内容の薄さ いい意味で薄い、だから疑問が出、その疑問を自分に訴え考える。
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ショート作品のつまった短編集。 「戸田誠二」という人がギッシリ詰まってる。 長く書くだけが物語じゃないのね、と感じた。 短ければ短いほど伝わることもある。 多くを語るだけが物語じゃない。 何度も何度も読み返したい大事な1冊です。
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人は必ず、何かと関わりながら生きている。 その何かが人であれ、動物であれ、モノであれ。 世の中に生を受けている以上、誰もが一度は感じる小さなこと、 そして、その中にあふれる感動を 僕たちはどれだけ見過ごしているだろうか。 人間は、段階を踏みながら「成長」をしていく。 成長...
人は必ず、何かと関わりながら生きている。 その何かが人であれ、動物であれ、モノであれ。 世の中に生を受けている以上、誰もが一度は感じる小さなこと、 そして、その中にあふれる感動を 僕たちはどれだけ見過ごしているだろうか。 人間は、段階を踏みながら「成長」をしていく。 成長とは、いくつもの「気づき」の積み重ねであり、 それはもちろん、その人間の置かれている環境・その際の境遇で 毎度毎度、大きく異なってくることはご存知の通り。 戸田誠二は、その気づき(一点に対する喜びや戸惑い、憤り)に対して 1つ1つにフォーカスをあて、 端的でありながらじっくりと1〜4ページ程度の短い物語で紡いでいく。 人生の中で、ふと立ち止まってしまったとき、 現状に惑いを感じてしまっているとき、 または、幸せをかみしめているとき。 どの話が刺さるかはわからない。 それは人それぞれであると思う。 ただ、私達が生きていく中で出くわす 様々な場面の中で感じてきたことの振り返り、 または、現状迷っている自分への一種の解答として、 本書のいずれかの話はきっとあなたの心に響くはず。 まさに生きるススメ。 人生における必携の一冊です。
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あんまりマンガは読まないけれど、知らないけど 好みの絵でもないけれど 一ページで終わるような漫画もなる、短編マンガ 恋愛でも友情でもない。 考えちゃう、淡々とした、日常なそんな感じ 何度読んでも新鮮です
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私にとっては、バイブルです★ 辛いときも、悲しいときも、うれしいときも、幸せなときも、泣きたいときも、なぜか読んでしまう物語。 男も女も、おじさんも、おばさんも、子どもも、赤ちゃんも、この短編物語集では皆‘生きて’ます。 特に、走馬灯を描く■ラスト・ムービー■、「がんばれ、おじさ...
私にとっては、バイブルです★ 辛いときも、悲しいときも、うれしいときも、幸せなときも、泣きたいときも、なぜか読んでしまう物語。 男も女も、おじさんも、おばさんも、子どもも、赤ちゃんも、この短編物語集では皆‘生きて’ます。 特に、走馬灯を描く■ラスト・ムービー■、「がんばれ、おじさん!」と言いたくなる■スマイル¥0■、一生懸命生きた■花■がオススメ♪
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こんな普通の日常にひそんでる、ちょっと心動かされるところを、こんなにドラマティックに、かつ短く描けるのは本当にうらやましい。感受性が強い人なんだと思う。
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この漫画に共感の出来ない人とは仲良くなれないと思う。 それほどに自分の中にある感覚に近いものが含まれてる。
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