しあわせのかたち(愛蔵版)(2) の商品レビュー

桜玉吉(著者)

2015/09/27

ファミコン通信に連載されていた漫画。ゲームを題材にしながらも、オリジナルのキャラが登場し、著者の好きなネタをふんだんに散りばめていた最盛期の作品が収録されています。そして病気（腰痛）療養後、ファミ通が週刊化した後の「日記漫画」へと路線変更した作品群も収録。著者自身が主人公となり、身の回りに起こることを（ゲームのみならず）ギャグにしています。
隔週時代の最盛期に、もはや「ゲーム漫画」の域を越えて完全に著者独自の漫画になっていたこの作品が、その枠に収まらず、作者目線でギャグを繰り広げる漫画になっていったのも、今思えば当然の流れなのかもしれません。