ぶたぶた(2) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後まで読んでビックリ。 設定を変えたオムニバスだと思っていた本作ですが、 全てのエピソードがつながる可能性が出てきた。 そうなると、本作は死なないがゆえに永遠を生きる不思議な存在、山崎ぶたぶたさんの半世紀にわたる旅路なのかもしれない。 時系列的に言えば ・追う者、追われる者 ・初恋、ストレンジガーデン、ただいま ・銀色のプール ・最高の贈り物、しらふの客、殺され屋、桜色を探しに ※「ただいま」の解釈には色々あると思いますが、年齢を考慮すると、作中の一時の挿話なのかなぁ。 こうなると、「銀色のプール」以降、何故ぶたぶたさんが一人なのか?それを考えると非常に切ない気分になってきます。 (「ただいま」が契機なのかな?しかし「初恋」からすると、娘たちは他シリーズに比べ、かなり大きくなっているのも…) また、色々な意味で、「殺され屋」がショッキングで、「もしかして、ぶたぶたさんは今一人なのじゃあ?」とか考えてしまうのです。
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