日出処の天子(文庫版)(6) の商品レビュー
こんなにも王子が毛人にデレるなんて…でもこの人、やっぱり根っからのヤンデレなんだな…攻めの思い人を自ら殺そうとする受け…… でも攻めの息子は可愛いと思う受け…… 密室で攻めに無理やりキッスかます受け…… やっぱり古代から腐女子の好きな受けの文化は変わらない……。 そして淡水、お前...
こんなにも王子が毛人にデレるなんて…でもこの人、やっぱり根っからのヤンデレなんだな…攻めの思い人を自ら殺そうとする受け…… でも攻めの息子は可愛いと思う受け…… 密室で攻めに無理やりキッスかます受け…… やっぱり古代から腐女子の好きな受けの文化は変わらない……。 そして淡水、お前の間男感あふれるビジュアルの伏線回収がやっとあったぞ。嬉しいのか悲しいのか。 抱いた男に優しくなるの、マジで典型的な当て馬で笑ってしまうでしょ。
Posted by
2016.10.8市立図書館 →2021年9月、電書化ときいて大人買い 一途な厩戸かなしくおそろし、しかし淡水も地味に大胆。 刀自古は山背を生み、厩戸は池辺宮から独立して斑鳩へ、物語はクライマックス泊瀬部大王弑逆へ。ついに追い込まれた毛人の選択...。次巻はほぼエピローグという感...
2016.10.8市立図書館 →2021年9月、電書化ときいて大人買い 一途な厩戸かなしくおそろし、しかし淡水も地味に大胆。 刀自古は山背を生み、厩戸は池辺宮から独立して斑鳩へ、物語はクライマックス泊瀬部大王弑逆へ。ついに追い込まれた毛人の選択...。次巻はほぼエピローグという感じかな。 解説は夏目房之介。
Posted by
ああもうー! これどうするんだ。ええー毛人…。もうこうなってしまった以上なんとかなりようがないのでは…いやなんとかなるだろうというのも勝手な希望でしかないのだけども、いやでもこれはなんとかなってくれないと流石にやりきれない…。いやもうすでに大分やりきれないけども…!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大王よりも徳がある、とまで言われる天才・厩戸王子。蘇我馬子は権力基盤の強化を狙い、刀自古を厩戸王子に嫁がせた。 すぐに山背王子が生まれ表面的には仲睦まじく見えた。しかし、山背は厩戸の実子ではない。毛人の子なのだ。 悶々と日々を送る毛人だが、大陸への出兵問題、布都姫毒殺未遂事件など個人の苦悩とは無関係に政局は激動する。 この巻では泊瀬部大王(はつせべのおおきみ)が蘇我馬子(そがのうまこ) によって暗殺されます。愚昧この上ない大王なのでいかし方無いという感じなんですが、 泊瀬部大王とは歴代天皇の中では唯一臣下により殺害されたとされる崇峻天皇のことです。
Posted by
うわっ、えっ、あっ、ああー……という感じ。王子が可哀想すぎる。人を好きになるって、誰かを求めるって、ここまで狂おしいものなのか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
恋とはつらいものである。 この人だけだ。この人しか愛せないとしても 相手が自分を愛してくれないとしたら、 自分がなんのために生きているのかわからなくなるであろう。 誰が悪いというわけではない。 上手く歯車が回らなかったと思いたい。 厩戸が母に愛されていたら、 刀自古が不幸な過去を背負うことがなかったら、 毛人に異常なまでの執着心をあらわすことはなかったのかもしれない。 抑えられたかもしれない。 厩戸の一途さがせつない。止めることができないのだ。
Posted by
息もつかせぬ展開とはこのこと。 なんだろう、強いて感想を言うのであれば「淡水(笑)」の巻でした。 はー、終わってしまうなぁ。
Posted by
- 1