ガラスの仮面(文庫版)(10) の商品レビュー

美内すずえ(著者)

2024/01/11

1/11（木）読了。芸能界の酷すぎる虐めと陥れ、マヤの初めての根元からの挫折。バイトのことも相まって、感情移入をした。許せないという亜弓の気持ちに感謝した。虐めは、ある。ガラスの仮面を読んでよかった。

2017/03/28

再読。

この巻はやはり、読んでいて辛い。
山あり谷ありの例えで言えば谷底まで落ちるくだり。
ただマヤが窮地にいる分、亜弓や真澄が良い味を出す場面が多いのは嬉しい。

2015/06/15

2015.6.14市立図書館
華やかな迷路②
舞台「シャングリラ」初日に穴をあけて降板、スキャンダルでドラマ「天の輝き」降板、里美との仲も引き裂かれる。母の死から坂道を転がり落ちるように演技ができなくなり自分を見失っていく。最後の舞台として亜弓主演の「夜叉姫物語」の乞食の代役を務めることになるがそこでもひどいいやがらせを受け…（巻末はマヤ名場面としても有名なあのシーン！）
乙部のりえはマヤを追い落とし、代役として一躍時の人となるも、自身初主演・姫川亜弓特別出演「カーミラの肖像」の舞台で亜弓から格の違いを思い知らされる。亜弓のフェアなライバル心には打たれる。たった一人の肉親を失い大都芸能＝速水真澄を徹底的に恨む気持ちと母を顧みなかった自分を責める気持ち、苦しいマヤに自問自答に世間の目や噂が非情な追い打ちをかける。マヤがこのどん底から這い上がっていくことはわかっているけれど、ここまで徹底的に落とし痛めつけるか、と今さらながらおどろかされる。
他の見どころとして亜弓と父親のほのぼのかけひき、マヤを大都に託した月影先生の真意、マヤ速水邸に軟禁状態、速水真澄の家庭の秘密など。
解説は林葉直子。

2012/11/04

どうなんですかねぇ、この展開。
同じ構造を少しずつずらして物語を進めているが、如何せんあまりに抑制が無さすぎる＝オーバー過ぎる。
マンガだからこんなものかな。

2009/12/12

12月12日　集めているシリーズで、今本は買い漏らしていたので、追加。真澄さん、実はこのころが一番楽しかった時期かも

2020/07/15

あたしから演劇がなくなるとどうなるんだろ・・
あたしどうやって生きていけばいいんだろ・・？
他になんにも取柄がないのに、どうしよう
いままでどんなときでも演劇だけはあたしに残されたものだったわ・・！
誰が去ってもなにがあってもこれだけはあたしのものだったのに・・！(p.135)