メイプル戦記(文庫版)(1) の商品レビュー
2019.7.28市立図書館(次女) 雑誌連載は平成3年〜。プロ野球の規約が変わって、13番目のプロ球団として女子選手限定「スイート・メイプルズ」誕生という破天荒な設定ながら、読ませる物語。監督は『甲子園の空に笑え!』の広岡真理子、多彩な選手の中には聖ミカエル学園のかわりものや豆...
2019.7.28市立図書館(次女) 雑誌連載は平成3年〜。プロ野球の規約が変わって、13番目のプロ球団として女子選手限定「スイート・メイプルズ」誕生という破天荒な設定ながら、読ませる物語。監督は『甲子園の空に笑え!』の広岡真理子、多彩な選手の中には聖ミカエル学園のかわりものや豆の木高校縁の高校生がいて、川原泉ワールド全開。プロ野球界の人は実在の人物名をほどほどにもじってあるので当時を思い出しながら読める私はたぶん子らの何倍も楽しんでいると思う。 ゼロからメンバーやスタッフを揃え、オープン戦を勝ち進み、ペナントレースに突入し試合を重ねる中で、瑠璃子こと神尾聡史をめぐる球団内外のあれこれや、仁科夫婦の問題やら芹沢桜子の魔球熱など。女子を見くびるんじゃないよ、というメッセージは常に川原作品から伝わってくるが、当時はまだ「心は女=女装のオカマ」みたいなイメージがふつうだったんだなぁという感慨もある。
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もちろん本格野球マンガとは違うんだけど、こういうのもあっていいんじゃないかな。 いつかこういう時代も来るかもしれないし。
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1991年に日本プロ野球協約第83条が改定され、女子にもプロの道が開けたことを題材に、日本初の女子プロ野球球団「スイート・メイプルス」が札幌を拠点に大活躍するというギャグテイストだけど、とてもほのぼのできるインテリジェンスなまんが。 作者の川原さんのことばが本当に練られているの...
1991年に日本プロ野球協約第83条が改定され、女子にもプロの道が開けたことを題材に、日本初の女子プロ野球球団「スイート・メイプルス」が札幌を拠点に大活躍するというギャグテイストだけど、とてもほのぼのできるインテリジェンスなまんが。 作者の川原さんのことばが本当に練られているので、とても楽しみながら読みました。 この方のセンスは本当に大好き♪ 女子だけで躍進するのはキツいだろう…という突っ込みも想定内で、甲子園優勝校のエースでドラフトで1位指名を取りまくるも心が女性のため野球の道を諦めたオカマさんが入団したりしています。 変にベタベタ・ドロドロしないでこれだけ人間を描けるのってすごいよなー!
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女子だけの野球チームがプロ野球に殴りこみ!というわけではないが、「甲子園の空に笑え!」の続編ともいえる漫画。ふとしたときに読み返したくなる。
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すごく久しぶりに川原漫画を読みました。 やはり良いですね。 私の場合、漫画ってどんなに面白くても、どんなに良い話でも絵が好みでないとダメなんですが、川原作品は絵・面白さ・泣き要素、すべてにおいて満足できます。
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女性+元男性が野球する話(笑) 「笑う大天使」ではなくこちらの方が映画向き どう転んでもハッピーエンドになるのがいいところ
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内容知らずに川原さんだったから とりあえず読んでみたら、なんと 野球のマンガだったとは! ルールがよくわからなくて途中で 投げ出そうと思ったけど、 何とか最後まで読んでみます。 仁科夫婦が気になる。
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『甲子園の空に笑え!』の続編、になるのかな? 今度は活躍の場をプロの世界に移しての、野球談話となります。 「楽しむ」ことに主題を置いている風なのは相変わらずに。 今でこそ女子プロ野球リーグができていますが、1990年代にこの発想はさすが。 北海道にドームもできてしまいましたし...
『甲子園の空に笑え!』の続編、になるのかな? 今度は活躍の場をプロの世界に移しての、野球談話となります。 「楽しむ」ことに主題を置いている風なのは相変わらずに。 今でこそ女子プロ野球リーグができていますが、1990年代にこの発想はさすが。 北海道にドームもできてしまいましたしね~、、ゆるく真面目に読める感じで。 それにしても、ここ最近の現実の日本球界は、どうなってしまうのかなと心配です。
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北海道に女性だけのプロ野球チームが新設されるマンガ、それにしてもまさかその後札幌にドーム球場が本当にできちゃうとか思いませんでした。
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河原泉はけっこう好きでよく読むんですが(そして読んだ直後は星5つ気分なんですが)、読後しばらくすると何が一番印象深かったか忘れてしまう… ごめんなさい… 架空の森が読みたいけど見つからないー!
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