中国の壺(文庫版) の商品レビュー
これはもはや文学。あるいは、川原泉というひとつのジャンル。読み応えのある1冊。 江戸の勉強になった。 暮林教授のラストのモノローグはなんだか共感できる。哲学的なような中二病ようなところがww
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川原先生の漫画こそ「この世界が好き」としか表現できない気がする。 笑いと切なさのバランスが絶妙というか…。でもその切なさは上手く言葉にできない。
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割とページが足りないと思わせる中編が多いかなぁ。 「暮林助教授の逆説」は、いつもと違う視点の物語。初めて読んだときは驚いたものです。 いつものノリではなくて、これから先、こういった違う視点の話も読めたらなぁと思います。
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コミックスで読んだ作品ばかりなんやけどなぜか文庫を買い直している。 この頃は本当に絵がきれいやなあ…。中国人いけめんすぎ!表紙きれすぎ!笑 それにしても、壺を割る役割を何で作者本人が担ったんやろうか…。キャラ考えるのめんどかったのか?(おい)結構重要な役やんか。 それはともかく…...
コミックスで読んだ作品ばかりなんやけどなぜか文庫を買い直している。 この頃は本当に絵がきれいやなあ…。中国人いけめんすぎ!表紙きれすぎ!笑 それにしても、壺を割る役割を何で作者本人が担ったんやろうか…。キャラ考えるのめんどかったのか?(おい)結構重要な役やんか。 それはともかく…まつたけたべたい!笑
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題名が示す通りの、唐の時代の「壺」が題材の話が入っている、中編集。 初めて読んだのは妹に借りて読んだ大学生くらいのころ。 どこかのほほんとした風での、マイペースな主人公は相変わらずで、 でも、マイペースだからこそ譲れないモノも持っているのかと、感じたりも。 周囲にあわせること...
題名が示す通りの、唐の時代の「壺」が題材の話が入っている、中編集。 初めて読んだのは妹に借りて読んだ大学生くらいのころ。 どこかのほほんとした風での、マイペースな主人公は相変わらずで、 でも、マイペースだからこそ譲れないモノも持っているのかと、感じたりも。 周囲にあわせることも大事だけど、ソレばかりだとどこかで崩れてしまう。 未だにに結構影響が残っているのかなぁ、、ともたまに思います。 それもあってか、息子のマイペースさも、個人的にはあまり気にならなかったりも。。 他にも、時代劇ぽいのやジュブナイルっぽいのなど、 色々なジャンルが収録されてますが、共通しているのはどれもほのぼのしている点でしょうか。 そんな中とある教授の話は異彩を放っていましたが、、ちょっとゾッとしました。 ちなみに、個人的には「かぼちゃ計画」がお気に入りです。
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表紙とタイトルに惹かれて衝動買いしたら、いい意味で印象を裏切られた中篇集でした。実は結構シビアな設定もあるのに、出てくる人物たちの表情や行動、はては地の文までもが何ともおどけていて辛くならない。それでも大事なところはじわりと染み込んでくるんですね。もっと川原泉という方の作品を読ん...
表紙とタイトルに惹かれて衝動買いしたら、いい意味で印象を裏切られた中篇集でした。実は結構シビアな設定もあるのに、出てくる人物たちの表情や行動、はては地の文までもが何ともおどけていて辛くならない。それでも大事なところはじわりと染み込んでくるんですね。もっと川原泉という方の作品を読んでみたくなりました。 表題作も素敵でしたが、『かぼちゃ計画』がとても好きです。
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へのへのもへじ顔の奥さんはけなげだな。 それだけ書きたくて (´ー`) だって、天才カーラ教授にこれ以上何を言えと。
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カーラ大先生の作品集の中で一番好きな作品。 彼女の漫画には食べ物の作品も多いのに、何故かそれを押しのけてこれが一番気に入ってる。 ノスタルジックな感じのするファンタジーがいいのかなぁ・・・ ちなみにこの本の中の『殿様は空のお城に住んでいる』は当時の大名の生活が分かりやすく面白く...
カーラ大先生の作品集の中で一番好きな作品。 彼女の漫画には食べ物の作品も多いのに、何故かそれを押しのけてこれが一番気に入ってる。 ノスタルジックな感じのするファンタジーがいいのかなぁ・・・ ちなみにこの本の中の『殿様は空のお城に住んでいる』は当時の大名の生活が分かりやすく面白く描かれているのがいいぞ☆
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表紙のちょうひりゅうの表情がいいんだ、これが…。 「殿様は空のお城に住んでいる」は、活字の多さにびっくり。話の展開のうまさにびっくり。
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先祖からの因縁で、壷に住む中国人の霊と暮らす女子高生を主人公にする表題作、他五編収録。 江戸時代を舞台にした歴史物「殿様は空のお城に住んでいる」が、雑学たっぷりで好き。 もともと文字の多いことで有名な川原作品だが、この作品は中でも飛びぬけて文字が多いのではないだろうか。 川原...
先祖からの因縁で、壷に住む中国人の霊と暮らす女子高生を主人公にする表題作、他五編収録。 江戸時代を舞台にした歴史物「殿様は空のお城に住んでいる」が、雑学たっぷりで好き。 もともと文字の多いことで有名な川原作品だが、この作品は中でも飛びぬけて文字が多いのではないだろうか。 川原さんらしい個性的な女の子の失恋(?)を穏やかに描いた「かぼちゃ計画」や、エッセイ漫画も面白い。 「Intolerance」はめずらしいシリアスなサスペンスホラー。 学術用語を散りばめながら、罪の実としての「桃」へと物語が収斂されていく。 私は「そしてみんな幸せに暮らしましたとさ」で終わる「らしい」作品群の方が好き。
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