夢路行全集(16) の商品レビュー
夢路行全集の16冊目。 この人の描く人であり、またものごとであり世界は、優しいだけでなくきちんと厳しい。 それこそが、人の生きる色々のなかで、とてもいとおしいものだと思わせてくれる。 淡々としていたり、どうしようもないものを受け入れたり・・そういったついネガティブに見られが...
夢路行全集の16冊目。 この人の描く人であり、またものごとであり世界は、優しいだけでなくきちんと厳しい。 それこそが、人の生きる色々のなかで、とてもいとおしいものだと思わせてくれる。 淡々としていたり、どうしようもないものを受け入れたり・・そういったついネガティブに見られがちなものを親密に思うこと、あたりまえのこと。 とてもすてきだと思う。 また、単純にこんな喫茶店があったら行ってみたいとうっかり思わされるところもいい。
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