輝夜姫(15) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2022.12.18市立図書館 「ララ」1999年掲載。英国の新国王戴冠式に招かれたドナーたちがミラー(ジュリアン皇太子)の用意した会合の席でついに「月の石」の秘密を明かされる。さながらかぐや姫の5人の貴公子+帝のように晶を求める6人のドナーたち。晶は晶で「月の石」の由来から自分の自由や意志、存在意義を疑い苦しむという壮大な話へ。キリスト教でいえば予定説、哲学でいえば決定論。 ここにきて、ボーイッシュでりんとした晶がかつての(離婚後に単独で活動していた頃の)ダイアナ妃にちょっと似ていることに気がつく。ダイアナが事故でなくなったのは1997年夏、この物語では10巻の復讐編が始まったあたりかな…
Posted by
初めて読んだ清水さんの漫画。 個人的には月の石を集めるところが怒濤の展開(というのかな)で、すき。 一番好きな表紙がこの15巻。
Posted by
清水玲子の美しき画に酔え!なまんが。風呂敷広げすぎて畳めなかった感ありありですが、わたしは好きです。狂気に似た感情が交錯してて爪を噛みたくなるかんじが好きだ。美しいだけでいられない晶、ミラーの人生、聡の葛藤、醜さがあってこその人間だからいい。 最後まで好きになれない碧でしたが、由...
清水玲子の美しき画に酔え!なまんが。風呂敷広げすぎて畳めなかった感ありありですが、わたしは好きです。狂気に似た感情が交錯してて爪を噛みたくなるかんじが好きだ。美しいだけでいられない晶、ミラーの人生、聡の葛藤、醜さがあってこその人間だからいい。 最後まで好きになれない碧でしたが、由への気持ちが爆発したところは好きだ…どうしようもない羨望とか! ひとつ、いいたいのは最終巻の表紙…なんであれなんだ??もっと終わりに相応しい絵が良かった…!(涙)
Posted by
感覚的には「月の子」に似たものがあります。巻数が倍なら、スケールも倍ですが。綺麗な青年も倍登場します。とにかく愛ってなんだろうと考えさせられました。そして最終回読み終えて、数日落ち込んでました…。ハンカチではなく、バスタオル用意して読んで下さい。/コミック全27巻。
Posted by
- 1