おまえが世界をこわしたいなら(上) の商品レビュー
絵がきれい。額に入れて飾っておきたいような絵です。ストーリーははかないものが多いけど、独特の世界観に引き込まれます。日本語で喋ってるのが不自然に感じられるほどに。
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実は下巻買ってない(笑)昔の、全三巻だった頃の方で揃えたので(苦笑) 吸血鬼のお話。でもただの、吸血鬼の話ではなく、元を正せば輪廻転生のお話。この先生のは奥が深いなぁ…!と。是非、ご一読を!
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'99にソニーマガジンズで発行されたものの復刻版です。 絵の美しさはもちろん、お話の切なさに魅力有り。読んだ後は不思議な余韻が残ります。
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「永遠」のなかで愛情はどうなっていくのか?愛と憎しみの二律背反、永遠回帰。愛しいけれど憎い。醜いけれど綺麗。「藤原薫スタイル」が確立された、中〜長編作品の前編。
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愛蔵版(?)が出たときにくらいついた。藤原薫は読後になんともいえない味わいを残す。私はその余韻が好き。そしてこの作品はその余韻が長く続いた。
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どうということのない女子高生の日常、しかしそれはたった一度の事故で一変する。ドラマティカルで鮮やかな描写の中にある、恐ろしいほどの感情。 上下一気に読むことをおすすめする。
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藤原さんの作品はどれも好きで選べないくらいなんですが、ヒロインの小泉環奈が憧れの「街でよく見かける人」に自分の名前を言うシーンを思うとせつなさにいつ思い出しても指がつめたく震えてしまいます。『街でよく見かけるあの人はきっと私のことなんか知らない。私もあの人の横顔しか知らない。それ...
藤原さんの作品はどれも好きで選べないくらいなんですが、ヒロインの小泉環奈が憧れの「街でよく見かける人」に自分の名前を言うシーンを思うとせつなさにいつ思い出しても指がつめたく震えてしまいます。『街でよく見かけるあの人はきっと私のことなんか知らない。私もあの人の横顔しか知らない。それでもやっぱり人ごみの中にあの人を見つけると幸せな気分になってしまう。最近の私はずっとこんな感じ』こんなお姉さんのせつない熱い視線から始まる物語は儚い曲線を描いて私達の心に訴えます。恋に憧れるひと。恋をしているひと。恋が終ってしまったひと。恋するひとに生きていくための夢をみさせてくれます。
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