緋色の椅子(3) の商品レビュー

緑川ゆき(著者)

2015/03/10

【レンタル】なんか最後とても詰め込んだ感じで勿体無いな、と。あまり理解も出来ていない。ただ、切なかった。

2013/05/05

緑川ゆき作品はどれもうつくしくて切なくて優しいのですが、その中でもおすすめを聞かれたら私は迷わずこれを推します。
児童文学で育ち、現在もよく読み返すような私には堪らない！
ファンタジーをあまり読まない方も楽しめると思います。
恋のように衝動的ではっきりしたことはないけれど、やさしい愛があります。いまくさいこといった。
もっと長い連載で、それも月刊だったらなぁ……と三巻で完結することを最初はちょっぴり残念に思ったのですが、今となってはこれはこれで切ないから好き！
『夏目友人帳』を読んで緑川ゆきの世界にはまったら、ぜひ次はこの『緋色の椅子』も読んでみてほしいです。

2012/07/18

貧しい村の少女セツは幼馴染のルカを探しに王都へ。王の血をひく彼が王位を継ぐべく旅立ったのは５年前...。やっとの思いで会いに行ったセツの前に現れた国王陛下はまったくの別人だった!!幼馴染に一体何があったのか？今何処にいるのか？セツは真実を知るために調べはじめる。大事なものを守るためそれぞれが自分達のやり方でつき進んでいくお話です。最後まで読んだ後切なくなりますが３巻完結にしては読み応え充分です。

2012/01/25

どんな形でも、もう一度ルカに会いたいというセツの姿と、全巻通しての彼女の独白に共感した。最後のルカの言葉が、この物語を象徴している。

2011/06/14

「夏目友人帳」が面白かったので、
作者：緑川ゆきさんの作品を購入しました。
期待通りに、独特の世界観で面白く読みきりました。

2009/10/04

全三巻。何も言うまい。純粋すぎるほどに純粋で、だからこそ、ラストはつらすぎるほどに痛かった。悲しかった。でも、美しすぎた。

2009/10/04

緋色の椅子はあるイミ、セツのものであったのかもしれない。
はじめはルカが座るべくして在ったのかもしれないけれど、守っていたのならそこにあるべきはサキであり、ルカはそれをセツのためにそこに在らそうとしたのだから彼女のもの。
だったのかもしれない。

2009/10/04

最終巻。３冊なのにすごく壮大で印象的な物語でした。ずっとずっと追いかけていたい世界であり、終わってしまっても失われたわけではなく、その世界が続いていくことを確信できる物語。彼女たちの先が、幸せなものでありますように…。（2008.07.18読了）

2009/10/04

読んだあとしばらく胸がいっぱいになった。
３巻で終わって悲しいけど、この疾走感は
この巻数だからこそとも思える。

セツの、ルカの、陛下の、ドリィの、いろんな思いが絡まって
一気に収束くしていく様は見事。
ハッピーともバッドともいえない余韻を残すラストは何度読んでも泣ける。

2009/10/04

緑川ゆき作品の中では珍しいファンタジー調の作品です。
思い、切なさ、優しさ、色々な物が詰まった作品で、特に３巻は涙が・・・。
説明話は無しで、とにかく読んで欲しいです。