聖剣伝説レジェンド オブ マナ(2) の商品レビュー

天野シロ(著者)

2020/01/04

宝石泥棒編がメインストーリー。ジオから煌めきの都市までが載ってます。次の巻で宝石泥棒編はおしまいです。

１巻に比べると珠魅殺しという話のせいかシリアスなシーンが多く、ギャグはまあまあ減っています。が、次のメインストーリーである、エスカデ編ほどではないですが
レイリスの塔、蛍姫の悪夢のイベントはなくなっています。ゲームプレイしてて、これはいらんなと思ってたので。

もちろんぶっ飛んでいるところはぶっ飛んでいて、トトのツッコミ役兼ケンカ仲間で、まさかのジョジョ化もした瑠璃（笑）が今回のトトのパートナーです。トトも相変わらずぶっ飛んでますが、エメロードの件でしんみりしているところもあります。しかしバウンサーまんじゅうって……そりゃ同じスクウェア（当時）だけど。
ゲームとマンガでほぼブレのない警部さん、弁当食ってるところがかわいすぎるメフィヤーンス先生、おぼん先生の異名を持つヌヌザック先生、健気でいい子なエメロード、とかまあジオ関係者が出てきますねー。

ちなみに、アレックスとサンドラが同一だというのはこのマンガで知ったという……（ゲームで瑠璃を煌めきの都市に連れていくと、アレクサンドルはずっとサンドラのままなんですよ。蛍姫が「宝石泥棒からアレックスが守ってくれている」とのたまってたので、いい人だと信じこんでいたし……）

ただ、帝国軍が煌めきの都市に侵攻したときの、野球系のギャグはなくてもよかったような……かなりのシリアスシーンなので（帝国軍が某世紀末のネタはギリOK←え

最後にはバドとコロナの読み切り、学園を追い出された２人がドミナにつくまでのマンガが載ってます。別紙に掲載されたもので。
個人的にカシンジャ先生のイメージが合わない。クビって言ってるだけだけど……。

2009/10/04

レジェマナ単行本が出た、と聞いて驚きました。主人公がほとんど喋らないゲームを、ここまで魅力的に、笑えたり泣けたりな話にしてしまった天野シロさんに大敬礼です！主人公がフィギュアオタだったり、ゲームでは哀しく終わる展開が、全く新しい展開になっていたりで、いい方向にもっていくなぁ！て感じです。ゲーム知らないでもかンなり楽しい本です。