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ぼくの地球を守って(文庫版)(1) の商品レビュー

4.5

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

始まり方は正直、ありすも輪も好きになれないし 絵柄も古くてネタもよく分からなくて読み難い。 食いかけのガムを食べさせられたり 髪につけられたりするのは許せない。 恋仲だと誤解したにしてもクラスメートに会ったら 挨拶くらいするだろうに無視するのが違和感。 マンションの15階のベランダから鉢を落とすのも 子供を柵から下ろす前に殴るのも酷いが 子供の面倒をよその子供に押し付けて発生した事故で 子供を殴って「なんの恨みが」と激昂する輪の母親が腹立たしい。 余計にクラスで孤立するような気もするが、 行動を起こせる迅八は恰好良かった。 輪の意識が戻ってクラスメートが自分達の行動を 反省した時にも、虫が良過ぎると怒るでもなく あっさり「謝れば?」と言うところも好き。 輪の意識が戻ったのは良かったし 母親が一転してありすに謝りたいと言うのも 思うところはあれど良いとして 小学生が婚約したいと言い出したのを 普通相手の家に言いに行くか? 家庭内で諭して終わるだろうに。 田村さんのキャラが良い。 不良に囲まれて一歩も引かない2人がすごいが 更に啖呵も切れる迅八は只者ではない。 先生相手にも言う事は言う。 他の仲間たちが見つかる展開に心踊った。

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2022/05/25

当時やっていたアニメのクオリティがすごくて、コミックも読破して世界観にどっぷりハマりました。あれから10年以上経って読み返しても、なんと構成がすごいのだろう、天才すぎでしょ、とやっぱりどっぷり世界にハマりました。 ずっと手元に置いておきたい、大切な本です。

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2021/07/31

全巻読了。 美しく壮大なSF。現世と前世、運命や巡りあわせ、幸せや愛のかたちなど… キャラクターたちのチャーミングさや、苦しくなるような心象表現など圧巻でした。とにかく絵がすごい。あとありすや木蓮の植物と話せる設定、うらやましい!

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2021/01/12

妻が職場で薦められて持って帰ってきた本。適当に読み始めたが、想像以上に面白い!まず設定がSF好きには堪らない。登場人物も好感が持てる人物ばかりで不快になる箇所が見当たらない。その分、心理描写甘いんじゃないかと思ったが、そんなことはなく絶妙に表現されています。他の方のレビューにもあ...

妻が職場で薦められて持って帰ってきた本。適当に読み始めたが、想像以上に面白い!まず設定がSF好きには堪らない。登場人物も好感が持てる人物ばかりで不快になる箇所が見当たらない。その分、心理描写甘いんじゃないかと思ったが、そんなことはなく絶妙に表現されています。他の方のレビューにもあるとおりセンスの塊。

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2016/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前世少女の火付け役とかいう本 前世に孤独の逃げ道を求めるセンシティブな少年少女のSFロマンとして最初の3巻くらいまでは抜群におもしろかった 途中から大河メロドラマになってからせりふを読み飛ばして筋だけ追っていた 特別な能力があるくせに何の使命感も責任感もなく、人に頼られると弱者ぶって嘆く木蓮も嫌いだし、自分の境遇や孤独を言い訳に人を責めたり傷つけたりする紫苑も好きになれない 紫苑が柊に「責任者だから地球降下しないならみんな殺して自分が最後まで見守るべきだったのにそうしなかったのは罪」とか言い出して「は???」となった いやお前は月基地のメンバーのために一体なにをしたんだよと 別にみんなを救いたいとかも思わずみんなで地球降下できる手だても探さず否定されたらスネてレイプしたくせに、人の責任だけは責めるって意味不明すぎじゃね??? 私は一環して木蓮・紫苑サイドは嫌いで柊・玉蘭・秋サイドの方が好感持てる 玉蘭はともかくとして「最低じゃね?!」発言以外は迅八も好きだし こういう自分の心の傷を盾に悲劇の被害者ぶるキャラって本当に嫌いだけど、これがいわゆる「前世少女」たちの理想の自己投影なのかなと感じた

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2015/06/01

未来へ還っていく という言葉が印象的でした。ひととひとが出会うことの尊さも… 皆それぞれいろんな愛の形があって。 全12巻

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2014/07/30

栗山千明さんお勧めの一冊。小説かと思って借りたらSF少女漫画だった。インパクトはある。ぐぐると、この「記憶鮮明」の他「早紀ちゃん」「アクマくん」シリーズなど描かれたらしく、展開もおもしろそう。

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2014/07/21

ふるえ本より SF作品ながら、それぞれ人間味にあふれる登場人物たちが魅 力。主人公・木蓮に父ロジオンが言う「犠牲を伴って生きてき た者は精一杯生きる義務がある」というセリフからは、命ある 物を食して、その命と共に生きているということを改めて教え てもらいました。

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2014/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前世と現世の関係をなどなど、かなり練りこまれた面白い話です。 本文と関係ないけど、 「フ・ロンがオ・ゾンをいじめてるんだ」 というモブセリフが忘れられない。

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2013/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ーーー回帰しながら未来へ還っていく。 なんて素敵なことばなんだろうか。 どこか懐かしいひと、まわりにいるひと、みんな前世のどこかでつながっていたのかもしれない。そんな奇蹟を信じてみたくなる。 わたしはこの物語の木蓮と紫苑が好きで好きで。よく似た性質で惹かれあっているのにうまくいかなくってすれ違ってばかりで、切ないふたり。 紫苑が本当の想いを吐露するところ、木蓮の愛の告白。どうしてすれ違ってしまうのか、本当に苦しい思いでした。 最後の最後、ふたりは、自身の生まれ変わりであるありすと輪によって互いの愛を確かめ合うことができたのです。感動。 永かったね、よかった、、、、! だいすきなだいすきな作品。 何度よんでも涙してしまう、そして、強く生きよ、と背中を押される。 未来にむかって。

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