つるばら・つるばら(文庫版) の商品レビュー
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ダイエットに毎日が夏休みなど、読みたかった作品が収録されていたので嬉しかったです。特にダイエットという作品が印象的で、福子の最初のくだりがものすごく好きです。
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……読むまでは、ずっと蔓薔薇だと思ってた。 まさか「くわばらくわばら、つるかめつるかめ」を 一緒にしてみました、だったなんて\(´。`;)ノ で、その表題作ですが、 文庫P.54で終わってもよかったと思うんですよね。 一つのキレイなドラマじゃないですか。 なのに続いちゃうんだな(...
……読むまでは、ずっと蔓薔薇だと思ってた。 まさか「くわばらくわばら、つるかめつるかめ」を 一緒にしてみました、だったなんて\(´。`;)ノ で、その表題作ですが、 文庫P.54で終わってもよかったと思うんですよね。 一つのキレイなドラマじゃないですか。 なのに続いちゃうんだな(^^;)。 以下、終盤三分の一がトンデモナイ内容に。 でも面白ーい(゚∀゚)! 子供なのに精神の発達度が大人並みな主人公を青年として、 大人のはずだが内面が幼稚な家族らを子供の姿で描いた 「夏の夜の獏」も凄い。 散々バカ言ってた長男(主人公の兄)が 年相応の見た目で結婚宣言する瞬間がカッコよすぎ。
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石段 ばらの花 木製のドア 第二の人生の幕を開けよう (バーは永遠よ)
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短編集なんだけど、どれも不思議な作品。 そこが魅力的です。夢って現実に起こってることじゃない、って本当に確信を持って言えることなのかな~??って表題作を読んで思ったよ。
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この本の中に収められている「夏の夜の獏」が一番好きだ。数ある大島弓子作品の中でベスト3に挙げることが出来る。いいんだ、泣いてもいいんだ、というところに来ると、何回読んでもまた泣いてしまう。最近になって大島弓子先生のお顔を画像で見た。お美しかった。イラストでの自画像はいつもアタマも...
この本の中に収められている「夏の夜の獏」が一番好きだ。数ある大島弓子作品の中でベスト3に挙げることが出来る。いいんだ、泣いてもいいんだ、というところに来ると、何回読んでもまた泣いてしまう。最近になって大島弓子先生のお顔を画像で見た。お美しかった。イラストでの自画像はいつもアタマもしゃもしゃのゲジゲジまゆげだったから。
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表題作は男性を好きになって苦しむ継男が主人公。細い道・垣根のバラ・石階段・木製のドア…子どものころから繰り返される夢。前世で自分は「たよ子」で、結婚していた…そうして現実世界で夫を探し続ける継男。ついに夢の家を探し当て、夫を探し当てる! 精神年齢で年齢を描き分ける「夏の夜の獏」が...
表題作は男性を好きになって苦しむ継男が主人公。細い道・垣根のバラ・石階段・木製のドア…子どものころから繰り返される夢。前世で自分は「たよ子」で、結婚していた…そうして現実世界で夫を探し続ける継男。ついに夢の家を探し当て、夫を探し当てる! 精神年齢で年齢を描き分ける「夏の夜の獏」がすごく面白かった! おじいさんが赤ちゃんに描かれていて!! 自分は小学3年生なのに青年に描かれていて!! この発想が最高。うちの父なんか2歳児くらいで登場させたいと思った。
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読み終わった後に心に「ふわっ」とした温かい何かが残る作品 日常的で、でも非日常のような・・・ 素敵な世界観が純文学的ですらある。
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『つるばら〜』が大島作品で一番好きです。大島先生の漫画の読後感って江國香織さんの小説の読後感と似てる気がする…ほんわかするのに心に突き刺さるものがあるのが大島作品の魅力だと思います。
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昭和63年〜平成2年 収録作品 全て素晴らしい! これは学校の道徳の時間とかに取り上げたらいいんじゃないかと。 重い題材でも、大島弓子の作品を通してみると核の部分が見えてくる気がします。
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言葉にするのが陳腐ですね。この人の作品は。すごい世界観。岡崎京子すら軽く飛び越えてしまってる。「夏の夜の獏」が特によかったなぁ。何か作品全体に共通項が見え隠れしてるんだけど、まだそれを明確に掴めてないです。そのまま掴めないままずっと翻弄されるってのもありだよな。(06/1/20)
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