ダリアの帯(文庫版) の商品レビュー
上の子の出産のときに女の子だとわかっていたので きっと大島弓子が読みたい気持ちになるだろうと思い 入院先に持ち込んだなつかしい一冊。 入院中ずっと読んでた。
Posted by
「夢虫・未草(ゆめむし・ひつじぐさ)」 父の浮気が原因で 家族崩壊を向かえた一人っ子の女の子と 浮気相手の息子の男の子が仲良くなるはなし 話の展開は急展開気味だけど 女の子と男の子の友情がちょっとほろ苦い 「水枕羽枕」 姉妹の依存関係の話 姉が妹離れできていないケース まぁ好み...
「夢虫・未草(ゆめむし・ひつじぐさ)」 父の浮気が原因で 家族崩壊を向かえた一人っ子の女の子と 浮気相手の息子の男の子が仲良くなるはなし 話の展開は急展開気味だけど 女の子と男の子の友情がちょっとほろ苦い 「水枕羽枕」 姉妹の依存関係の話 姉が妹離れできていないケース まぁ好みじゃない 「快速帆船」 自分がなぜこんな格好をして 生活しているのかわからない主人公 医者と知り合って 色々なことに遭遇する 見たことのある景色だと川を渡ると 病院で意識がもどるという展開 記憶喪失かと思いきや病気オチ 「ノン・レガード」 漫画家の主人公は宝くじが当たって軽い気持ちで 老齢者ばかり住んでいるマンションの1室を3000万で買う 管理費の高さや生活の違う老人達との暮らしに悩む ある老人の肖像画を頼まれ製作するもやり直しの連発 さらにマンションの設備工事がはじまり お金が無く借金をしてどうしようもない状態に追い込まれ 仕方なくマンションの便利屋に 自分の部屋を売れば解決すると思うも離れられず そんな最中 肖像画を描いていた老人が亡くなり その老人の遺産を渡される5階全室と地権を手にした主人公 掃除に時間がかかり漫画を書く時間が無い なんとなくハッピーエンド 「ダリアの帯」 衝動的に結婚した夫婦 流産をきっかけに妻が精神を病んでしまう さびしさと愛情と依存関係が渦巻く なんか切ない話だった
Posted by
我が家の大島弓子はこの白泉社文庫シリーズで揃えています。 選集のと迷いましたが。。 一番好きなのがこれ。 名作。泣けます。
Posted by
この白泉社文庫の大島弓子のシリーズってのはどのくらい全てを網羅してるもので、どういう順に刊行されているのかは知らないけれど、この巻はもう大島弓子ワールドの真骨頂だわ。。。恐ろしい、こんな漫画を描く、この才能は何なんだ。。。どの作品も根底には似たものがある。けれど、その共通項がいく...
この白泉社文庫の大島弓子のシリーズってのはどのくらい全てを網羅してるもので、どういう順に刊行されているのかは知らないけれど、この巻はもう大島弓子ワールドの真骨頂だわ。。。恐ろしい、こんな漫画を描く、この才能は何なんだ。。。どの作品も根底には似たものがある。けれど、その共通項がいくら手探りで探しても言葉にならない。荒唐無稽。夢のような話。いや、まさしく夢。御伽。(07/10/28)
Posted by
昭和58年〜60年 表題作だけでも読む価値あり! 見えている、見えない、見ようとしていない。気づいていないだけの奇蹟は、案外 身近にあふれているのではないのかな。なんちって。
Posted by
狂気の世界に生きている妻と、死後にようやく意思の疎通ができるようになった夫。幸福なのか不幸なのか分からなくなるけれど、ラストシーンはきっと幸福であるのだろうと思わせる。なんとも美しく繊細な話。
Posted by
大島弓子作品で最も好きなのがこれ。ほのぼのとしたストーリー展開と相反して、狂気に蝕まれていく主人公とその夫の愛が、「死を憧れる少女の視線」で描かれています。
Posted by
- 1
- 2